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東芝、4.8倍速DVD-ROMドライブほか

'98/5/28 発表



 株式会社東芝は、DVDドライブ3製品の量産出荷を開始する。デスクトップ向けで4.8倍速を実現したDVD-ROMドライブ「SD-M1202」とノート向けの2.4倍速DVD-ROMドライブ「SD-C2102」、DVD-RAMドライブ「SD-W1101」の3製品が用意される。すべてOEMが中心で、店頭販売は行なわれない。

 デスクトップ向け「SD-M1202」は、DVD-ROM再生時で4.8倍速(最大6,535KB/秒)の高速転送を実現した。平均アクセスタイムも従来製品に比べて15%向上し、DVD-ROM再生時で135ms、CD-ROM再生時で95msとなっている。

 ノート向け「SD-C2102」は、厚さ12.7mm、重量265gと小型軽量。消費電力も平均3Wで、デスクトップ向けの半分程度に抑えられている。

 DVD-RAMドライブ「SD-W1101」は、DVD-RAMメディアの読み書きが可能で、両面(5.2GB)にも対応している。松下電器製ドライブとは異なり、PDメディアの読み書きには対応していないが、DVD-ROM、DVD-R、CD-ROM、CD-R、CD-RWの読み込みに対応する。

  SD-M1202 SD-C2102 SD-W1101
厚さ ハーフハイト 12.7mm ハーフハイト
DVD-ROM再生 4.8倍速 2.4倍速 2倍速
CD-ROM再生 32倍速 20倍速 16倍速
DVD-RAM記録再生 × × 1倍速
インターフェイス ATAPI ATAPI SCSI-2
出荷時期 6月上旬 6月上旬 6月下旬

□東芝のホームページ
(5月29日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/

('98/5/29)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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