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発表によると、ソニーはWindows CEを今後の製品開発に利用し、Microsoftはソニーのホームネットワーキング・モジュールをWindows CEに利用する。
リリースによれば、出井伸之ソニー社長は「パソコン産業と、音響・映像産業が手を結ぶ時が来た」、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長兼CEOは、「両社の協力が、コンピューターとコンス ーマーAVのもたらすエンタテインメントの世界でより新しい製品やアプリケー ションを生み出す力になることを期待しています」と述べている。
なお、デジタルTVの分野でも協力を行なうとしており、両社は、HDTVの制作および保存に適したフォーマットとして1080インターレース（1080i）方式をサポートするとしている。また、ソニーは、プログレッシブスキャンを含むあらゆるATSC伝送規格をサポートし、どのような規格で制作・伝送されるかに関らず、多様なデジタルTV番組が表示できるようなデジタルTV受信機を市場に投入するという。
デジタル放送のフォーマットは、多数の規格が乱立しており、放送用機器で大きなシェアを持つソニーと、放送分野へのくい込みを図るMicrosoftが1080i方式をサポートすることを表明したことは大きな意味を持つ。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199804/98-0408/index.html
□米Microsoftニュースリリース（英文）
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/Apr98/MSSonyPr.htm
□ニュースリリース（和文）
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0408sony.htm
□参考記事
【4/8】後藤弘茂のWeekly海外ニュース「流動するMicrosoftのデジタルTV戦略」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980123/kaigai01.htm
('98/4/8)
[Reported by date@impress.co.jp]
【業界動向】