■JAPANサイト■ http://www.microsoft.com/japan/

　ようやく、第5回の本連載で指摘したJapanサイトトップページの左側の配色が修正されて、Netscape Navigatorでも見やすくなった。さて、春の新製品シーズン、国内ではWord 98とWindows CE 2.0が今回の目玉。しかし、CE 2.0はMicrosoftから直接エンドユーザの手に渡るのものではないので、実質的にWord 98が主役という感じだ。この日本独自のプロダクツ(Word 98/IME 98は日本のみの出荷)がないと、寂しい新製品シーズンになっていたのではないだろうか。

フリー/評価版/β版ソフト

●Windows NT 4.0 Option Pack http://www.microsoft.com/japan/products/ntserver/option_pack/default.htm 　NT 4.0の機能を強化するOption Packの日本語版。しかし、容量が27MB(Windows 95とWindows NT Workstations 4.0用)または、87MB(Windows NT Server 4.0用)もあるので、オンラインのダウンロードはむやみにしないほうがよい。しかもIE 4.01からでないとダウンロードできない。やはり、雑誌の付録で入手する方がいいだろう。

●マイクロソフト ワード 95/97 一太郎 7/8 コンバータ http://www.microsoft.com/japan/office/OfficeFreeStuff/word/converter/taro78.htm 　Word 98に付属するものと同等の一太郎Ver.7/8コンバーター。以前のもの（Office97 SR-1に付属のもの）よりもサポートされる属性などが多くなった。

●アップデート/サービスパック マイクロソフト はがきスタジオ/エクセル 97/アクセス 97 新7桁郵便番号辞書 アップデートキット '97年12月版 http://www.microsoft.com/japan/office/officefreestuff/hagakistudio/7zip/ 　新7桁郵便番号機能の新しい辞書。郵政省から2月2日に公開された12月版の郵便番号情報に基づくもの。なんだか、同じようなものばかり紹介しているような気もするが……。

情報

●Microsoft Access & Microsoft SQL server http://www.microsoft.com/japan/bkoffice/ntsql/access.htm 　スタンドアローンのAccessからSQLサーバーを使ったシステムへアップグレードする場合などについての資料

●Microsoft Cluster Serverリソース ダイナミック リンク ライブラリ(DLL)の作成 http://www.microsoft.com/japan/products/ntserver/white_papers/Mscs_res.zip 　複数マシンで1つのサービスを実現し、ハード故障などの障害に対応するのがクラスタサーバー。これはクラスタ対応のソフトを作るための日本語の資料。

●ミラーサーバー正式運用開始 http://www.microsoft.com/japan/misc/mirrors.htm 　やはり米国のサーバーだけだと苦しかったのか？　以前からミラーサーバーはあったが、これが正式運用の挨拶だろうか。

●Microsoft IME Application Interface Version1.0 http://www.microsoft.com/japan/developer/winds/Sdk/ime/ime.htm 　IMEのAPIに関する解説。ただし英語。

●Visual J++ 6.0 Technology Preview1 http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0318vjtp.htm 　最初「日本語版」となっていて驚いたが、それは単なる間違いで本当は「英語版」。タイトルのみ「日本語版」となっていた。しかし、翌日には修正され、現在は正しく「英語版」となっている。

●Visual InterDev 6.0 March Pre-Release http://www.microsoft.com/Japan/developer/vinterdev/prerelease/ 　上記のJ++もそうだが、ようやく英語版のプレビューリリースも、日本向けに正式発表されるようになった。ソフトは英語版だが、紹介ページは、ちゃんと日本語のものが用意されている。昔は、米国は米国、日本は日本といった感じで、英語版のリリースは、アナウンスしてなかったのだが……。

■USサイト■ http://www.microsoft.com/

　Windows 98の出荷が6月だとすると、今は新製品の出しにくい時期かもしれない。Windows 98より先にMicrosoftがWindows 98対応のアプリケーションなど出そうものなら、「内部情報を使って開発してる」といわれそう。

フリー/評価版/β版ソフト

●Microsoft Outlook 98 http://www.microsoft.com/outlook/outlook98/ 　Outlook 98のアップデートは無料と聞いていたけど、インターネットで直接ダウンロードできるとは……。でも15～32MBもある。最初にセットアッププログラムをダウンロードして実行するActive Setupである。

●Microsoft V-Chat 2.0 http://www.microsoft.com/msdownload/ieplatform/vchat/vchat.htm 　3次元を使ったV-Chatの新バージョン。自分のAvatarを作成できるMicrosoft Avatar Wizardもダウンロード可能。

●Microsoft Chat Control 1.1 http://www.microsoft.com/ie/chat/chatsample.htm 　Webページにチャット機能を追加するActiveXコントロール。

●Microsoft Chat SDK 2.0 http://www.microsoft.com/msdn/sdk/chatsdk/chatcontrol.htm 　チャットコントロールなどを使った開発を行なうためのSDK。カスタム化したユーザーインターフェイスなどが作成できる。

●Money 98 Financial Suite http://www.microsoft.com/money/trial98/trial.htm 　Microsoft Money 98に関連プログラムを組み合わせたMoney 98 Financial Suiteの90日間有効な評価版。

●Publisher 98 http://www.microsoft.com/publisher/98/trial/default.asp?prev=111111 　こちらは、簡易DTPソフトのPublisher 98の評価版。

●FAT32 utility http://www.microsoft.com/windows98/info/fat32.htm 　いま使っているHDDをFAT32にするとどれぐらい空きスペースが増えるかを計算してくれるプログラム。

●Internet Explorer Resource Kit http://www.microsoft.com/ie/corp/?/ie/corp/reskit.htm 　これは出版物にもなっているが、こちらからダウンロードも可能。

情報

●The Microsoft Network http://free.msn.com/start/default.asp 　Microsoftが行なっている情報サービスの紹介ページ。Webベースの無料メールサービスHotmailや、ニュースサイトのMSNBC、WebzineのSlate Magazineなど20種類以上もある。

●GET THE POWER YOU NEED AT A PRICE YOU CAN'T IGNORE! https://vipromo.microsoft.com/vip_country.asp 　米国では、VBとかVCのエンタープライズ版を購入すると、BackOffice ServerのDeveloper版がもらえるキャンペーンが行なわれている。すごい豪勢な気がするのだが、日本でもやってくれないだろうか？

●Microsoft Windows 98 Resource Kit, Beta Release http://mspress.microsoft.com/order/bookpage.asp?title_id=1756 　ソフトウェアの名前のようだが、なんとMicrosoft Pressの本である。出版物なのにβ版で、完全版はWindows 98出荷後に出版されるとか。付属のソフト自体がβなのはまだ分かるが、もしかして本文もβ状態なのか？　なんか変な気がする……。