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Windows CE 2.0搭載H/PCの特徴



 Windows CE 2.0を搭載したH/PCは、昨日までにNEC、日立、日本HPの3社から4機種が発表されている。いずれも従来のH/PCに対し、ハードウェアの変化が大きい。各H/PCのハードウェアの特徴をまとめた。


●4機種中3機種がカラー化

 Windows CE 2.0を搭載したH/PC(以下 CE 2.0機)の最大の特徴はカラー化の進行だ。CE 1.0機が480×240のグレースケール液晶が主流だったのに対し、Windows CE 2.0でサポートされたカラー液晶を搭載した機種が4機種中3機種と主流となった。ただし、すべて640×240ドット256階調のSTNで、TFTや多階調の液晶は登場していない。

 カラー化の理由について、日本HPの発表会では、「両方並べるとカラーの方が必ず選ばれる。ユーザーへの訴求力が高い」と説明されていた。


●キーボードを重視

 NECの2機種、日立ともキーピッチ16.5mmとキーボードが大型化された。また、HP620LXでもスペックは明らかにしていないものの、従来機種よりも大型のキーボードとなっている。


●バッテリーはリチウムイオン2次電池に

 カラー液晶などで消費電力が大きくなったため、カラー液晶の3機種はすべてリチ ウムイオン電池を使った充電式。駆動時間もモノクロ液晶機にくらべ短くなっている。


●RAM容量の増加

 RAM容量は、CE 1.0では4〜8MBだったのに対し、主流は16MBとなった。HP 620LXをのぞき、増設も可能となっている。


●外部ディスプレイ端子/モデム

 HP 620LXをのぞき、標準で外部ディスプレイ端子を備える。現状では出力できるアプリケーションはPocket PowerPointにかぎられており、プレゼンテーション専用と考えたほうがいい。

 また、モデムをHP 620LXを除いた3機種が内蔵。いずれもデータ33.6/FAX 14.4kbps。


●大型化が進むボディ

 キーボード、液晶の大型化にともない、ボディも大きく重くなった。CE 1.0機が400g程度だったのに対し、軽いものでも670g、カラーモデルでは850g前後ある。これは、初代Libretto 20の210mm×115mm×34mm(幅×奥行き×高さ)、850gとほぼ同じ大きさ重さとなっている。

 Windows 95ベースのミニノートとの相違点は、HDDを内蔵せずショックに強い、電源入力後すぐに使えるなどがあげられるが、CE 1.0時代にくらべてかなり近い立場になったことは間違いない。


●4機種の特徴


●仕様一覧

機種名 標準価格(円) 液晶(階調) CPU(MHz) RAM(最大) 駆動時間 サイズ(W×D×H)mm 重量(g) モデム(kbps)
NEC MC-R300 94,000 モノクロ(4) VR4111 8(32) 30H 245×122×30.5 670 33.6
NEC MC-R500 120,000 カラー(256) VR4111 16(32) 8H 245×138×31.4 850 33.6
日立 PERSONA 138,000 カラー(256) SH-3(100) 16(48) 10H 253×131×32 820 33.6
HP 620LX 未定 カラー(256) SH-3(75) 16(16) 7H 198×104×36 586 ×

□参考記事
【3/12】「Windows CE関連記事インデックス」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980312/wince_i.htm

('98/3/12)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp