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ソニー、2.1GB HDD内蔵のVAIO PCG-505後継機など

'98/2/12 リリース公開

標準価格:すべてオープンプライス

連絡先:“VAIO”カタログセンター Tel.03-5454-0700

 ソニー株式会社は、B5ファイルサイズノート「VAIO PCG-505」の後継機、「PCG-505EX / PCG-505X」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、市場価格はMMX Pentium 233MHz搭載の505EXが30万円前後、同166MHz搭載の505Xが25万円前後になる見込み。
 同時に、動画編集機能やCD-R内蔵などの特徴を持つ、ミニタワー型機の後継機「VAIO PCV-T720MR」を発表、2月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、市場価格は従来機と同程度の50万円前後となる見込み。

●VAIO PCG-505EX / 505X

 PCG-505EX / 505Xで、既存の505からの変更点としては、クロック周波数の高いCPUの搭載、2.1GB HDDの内蔵、省電力設計によるバッテリ連続駆動時間の延長の3つが挙げられる。PCG 505EXではMMX Pentium 233MHzが、505Xでは同166MHzのCPUが採用された。HDDは、厚み8.45mmで容量2.1GBの2.5インチHDDを新たに内蔵、HDD容量はこれまでの1GBから倍増したことになる。バッテリ駆動時間は、30~60分延びたという。その他の仕様はほぼ従来機505と同様だ。

 なお、既存のPCG-505のHDD換装サービスは行なわれない。これは、505では特殊な方法でHDDを固定してあり、換装が難しいためであるという。


●VAIO PCV-T720MR

 動画編集機能やCD-R内蔵などが特徴のミニタワー機、VAIO PCV-T710MRの後継機として「VAIO PCV-T720MR」を発表した。T710MRとの主な違いは、CPUがPentium II 300MHzに引き上げられたこと、これまで32MBのDIMMを2枚装着していたのを、64MB DIMM 1枚に変更し、拡張性を高めたこと、付属のソフトウェアをバージョンアップ、動画作成への対応を強化したことなどが挙げられる。

 PCV-T720は、TVチューナー付きMPEG1リアルタイムエンコーダーや、IEEE 1394準拠のDV端子を装備するなどのマルチメディア対応が特徴。CD-Rを標準装備することで、オリジナルのVideoCDを作成することができる。Video CD作成ソフト、「Slipclip」はVer.1.1にバージョンアップし、ビットマップ画像を動画上にスーパーインポーズする機能などを新たに備えた。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□VAIO PCG-505EX/ 505Xニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199802/98-010A/index.html
□製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/VAIO/Note505EX/index.html
□VAIO PCV-T720MRニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199802/98-010B/index.html
□製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/VAIO/TOWER720/index.html

[Reported by hiroe@impress.co.jp]


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