【イベント】
MACWORLD Expo/San Francisco 会場レポート 2日目
やじうま@MACWORLD Expo/San Francisco
'98/1/6~1/9開催(現地時間)
開催地:サンフランシスコ
●偽ゲイツ登場!! Microshaft Winblows 98
Microsoftとビル・ゲイツがテーマのパロディソフト「Microshaft Winblows 98」を出品したParroty Interactiveのブースに偽ゲイツが登場した。カメラを向けるとご覧の通り、bill(紙幣)を片手にポーズを決めてくれた。この偽ゲイツ氏、アップ写真では「そんなに似てないじゃん」と思われるかもしれないが、遠目で見ると立ち姿が今よりちょっと若かった頃のBill Gates氏そっくり。
ここでは呼び込みも「マイクロシャーァフト、ウィンブローウズ、ナイティエイ」と、ゲイツ氏の講演などの時の「マイクロソーォフト、ウィンドーウズ」と単語後半の母音に力が入る言い方をまねており、その呼び込みの声だけで来場者の笑いをとっていた。ちなみに製品のお値段は、会場価格で20ドル。
この偽ゲイツ氏、昨年末のCOMDEX fall '97では会場から追い出されるというハプニングもあったが、このMACWORLDでは大丈夫なようだ。COMDEXでの様子はこちら。このときはだいぶ髪が短かった。
ちなみにこのソフト日本でも1月16日から発売されるということで興味のある人はどーぞ。
●3人の女性にハッピーな新年をプレゼントしたDriveSavers
DriveSavers社のブースでは、ご覧のとおり黒焦げのMacが展示されている。このMacの上のプレートには、「クリスマスの朝の火事で、家が焼け落ち3人の女性が住むところをなくしました。DriveSaversはすべてのデータを復旧することにより、新しい年を楽しく迎えられる手助けをしました」というようなことが書いてある。しかし家が焼けて、データが復旧したくらいでハッピーになれるか?
●Appleブースでの客寄せ方法
ちょっと写真が暗くて申し訳ないのだが、こちらはご覧のとおりAppleのMac OS 8.1とQuickTime 3.0のプレゼンテーションコーナー。ここでは観客がいなくなると「AppleのTシャツ欲しい人ーー!!」と叫び、わらわらと人が集まってきたところでTシャツを1枚投げる。「ほかにもいいものがあるよ」とgetできなかった人に気をもたせつつ、プレゼンに入るという次第。しかし、これが○イ○ロソ○○だったらこうはいかないでしょうな。Appleロゴの威力おそるべし。
●マッサージコーナー
北ホールと南ホールの間にはマッサージのコーナーが。「えらいサービスがいいな」と一瞬思ったのだが、しっかり有料でした。日本の展示会でもマッサージ機がずらりと並んでいることがあるが、どこの国でも考えることは同じなんですな。
●心配御無用。Rhapsodyもちゃんとデモしてます
今回Rhapsodyの話があまり出てこないのでご心配の方がいるかもしれないが、ご安心ください。Appleブースのセミナーのコーナーでは、ご覧の通りRhapsodyのデモをやっており、たくさんの観客を集めていた。また、Developer CentralのコーナーではYellowBox、BlueBox、WebObjectなどのデモも行なっており、次々に人がやってきてはいろいろな質問を浴びせていた。ただし展示されていたサードパーティのソフトウェアはサーバーソフトウェアやレンダリングなどの業務用ソフトがほとんど。BlueBOXによってMac OSが使えるとはいっても、リリース後すぐに個人が使ってメリットがあるとは思わないほうがいいだろう。
●ソニーエンタテインメントは米国でも気合い入ってます
コンベンションセンター北会場の隣は大きなビルを立てる大工事をやっているのだが、できるのはこの看板の通り、ソニーエンタテインメントのビル。一大アミューズメントスポットになるようだ。これが完成したら、MACWORLD Expo/San Franciscoには家族連れの出張が増える?
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【1/8】MACWORLD Expo/San Francisco現地レポート インデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980107/macw_i.htm
('98/1/8)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]
ウォッチ編集部内PC Watch担当
pc-watch-info@impress.co.jp