株式会社日立製作所は、仏SGS-THOMSON社と、次世代のRISC CPUの共同開発に合意した。共同開発されるのは、日立では「SH-5」、SGS-THOMSONでは「ST50」と呼ばれる64ビットCPU。日立のSuperHアーキテクチャと、SGS-THOMSONの64ビットマイクロプロセッサのノウハウに基づいて開発される。
また、SGS-THOMSONは、SH-3、SH-4のCPUコアのライセンスを受け、自社のASICなどの組み込み用CPUとして使用する。SH-4の技術供与は'96年の米VLSI社につづき2社目。SGS-THOMSONは「システム・オン・チップ」の開発にすぐれており、CPUの開発にとってこの分野の重要性が増していることを印象づける提携となった。
□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9712/1209a.html
□SGS-THOMSONのホームページ
http://www.st.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.st.com/stonline/press/news/c760p.htm
('97/12/9)
[Reported by date@impress.co.jp]