【本体】

日本IBM、MMX 233/200MHz搭載のThink Pad 560X

'97/11/26 リリース公開

外観 標準価格:
「モデル 2640-70J」 568,000円
「モデル 2640-65J」 498,000円

連絡先:
ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992



外観  日本アイ・ビー・エム株式会社は、MMX対応Pentium 233/200MHzを搭載したスリムノート「ThinkPad 560X」を12月3日に発売する。価格はオープンプライスで、IBM PCダイレクトの価格は233MHzの「モデル 2640-70J」が568,000円、「モデル2640-65J」が498,000円。なお、従来機種の560Eも併売される。

 低消費電力のCPUの採用などにより、バッテリー駆動時間が3.5時間に伸びた。また、Card Bus/ZVポート/USBの採用など、現時点でのノートPCの先端技術が取り入れられている。

 ボディは297×222×31(幅×奥行×高さ)mm、1.9kgと560Eと同寸・同重量。液晶は12.1インチ、800×600ドットのTFT、262,144色表示。グラフィックチップは、3Dアクセラレート機能を持つNeoMagic社のMagic Graph128XD、ビデオRAMは2MB。メモリーはEDOで、標準で32MB、最大で96MBまで。HDDは、65Jが2.1GB、70Jは4.0GBで約2GBの二つのパーテションに区切られている。

 オプションは、増設メモリモジュール、バッテリーが560Eと共通。ポートリプリケーターは専用品が用意され、Card Bus対応のPCカードスロット、USB端子も用意される。

 OSはWindows 95がプリインストールされるが、PC DOS、Windows 3.1、OS/2 Warp V4.0、Windows NT WorkStation 4.0なども稼働する(Card Bus/ZVポートなど一部機能の動作は限定される)。

 従来、MMX対応Pentium 200/233MHz搭載のノートPCは、CD-ROMを内蔵し3kgを越える重量級のものが多かったが、今回の560Xは、CPUの低消費電力という特性もバッテリー駆動時間の長時間化という形で活かしており、実用性の高い魅力的な製品となっている。あえて言えば、1,024×768ドットの液晶を搭載した機種が用意されなかったことはやや残念だ。

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/search.pres?cmd=BRWS&hdoc=PRES0969
□製品情報
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tp56x7b/tp56x7ba.html

('97/11/26)

[Reported by date@impress.co.jp]


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