【イベント】

COMDEX Fall '97会場レポート第2弾
~デバイスベイなどIEEE1394関連の展示が目立つ~

'97/11/17~21(現地時間)開催


今回のCOMDEXでは、高速インターフェイスIEEE1394規格に対応した製品の展示が相次いだ。

 まず目を引いたのが、IEEE1394の規格普及団体1394 Trade Associationが主催した専用展示ブース。ここでは、各社のIEEE1394に対応したインターフェース製品、ドライブ製品の展示が集められ、なかでもIEEE1394を使ったデバイスベイ関連のデモに注目が集まった。


 デバイスベイとは、パソコン本体のカバーを開けずにドライブイを抜き差しできる、ホットスワップも可能な拡張スロット。Seagate、富士通、東芝らがデバイスベイ対応のCD-ROMドライブ、HDD、MOドライブなどを用意。実際にデバイスベイを搭載したCOMPAQのデモ機も展示され、OS稼働中のデモ機に対してCD-ROMドライブを抜き差すすると、自動的にそれが認識されるというホットスワップの実演が行なわれていた(デモ機で稼働していたOSはWindows NT 5.0)。

 また、このブースで最も大きなスペースを確保していたTexas Instrumentsは、業界初というOHCI準拠のコントローラーチップ(リンク・レイヤ・コントローラー)を展示した。OHCIとは、PC側とIEEE1394コントローラーチップとのインターフェイスを規定した業界標準規格で、IEEE1394関連では重要なキーワード。Windows 98やWindows NT 5.0でも標準でドライバが提供されている。
 このOHCI準拠のコントローラーチップとTexas Instrumentsのフィジカル・レイヤ・デバイスと組み合わせることで、データ転送レート400Mb/sのIEEE1394インターフェイスがPC側で利用できるようになる。ちなみに、前述したCompaqのデモ機に採用されていたのも、このコントローラーチップが載ったPCIバス対応カードだった。
 このほか、IEEE1394でATAPIデバイスを接続するためのボードも展示されていた。

 また、COMDEXのメイン会場内でも、SAMSUNG、ミツミらのブースでデバイスベイ対応もしくはIEEE1394対応のドライブ類(HDD、CD-ROMドライブなど)が展示されていた。

 SCSIインターフェイスカードのメーカーで知られるAdaptecは、IEEE1394対応のインターフェイスカードを多数展示しており、力の入れようがうかがえた。Adaptecブースに展示されていたのはPCIバスカードのAHA-8920と、IEEE1394とUltra SCSIの両方に対応したPCIバスカードAHA-8945、そしてCardBus対応のPCカードタイプのIEEE1394インターフェイスカードもあった。いずれも、デモの内容はDVビデオとの接続を想定したものだった。


□IEEE1394の規格普及団体「1394 Trade Association」ホームページ
http://www.1394TA.org/


□COMDEX Fall '97のホームページ(英文)
http://www.comdex.com/comdex/owa/event_home?v_event_id=38

[Reported by fumitake@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp