【周辺】

コントローラチップを1チップ化してメモリ容量を大容量化
45MBのコンパクトフラッシュはこれまでで最大容量

　株式会社日立製作所は、容量45MBのコンパクトフラッシュカードと、PCMCIA Type 2で容量150MBのフラッシュATAカードを発表、12月から順次サンプル出荷を開始する。45MBのコンパクトフラッシュはこれまでで最大容量となる製品。サンプル出荷と同時期に一般向け発売も予定されており、価格はOEM向けサンプル価格と同程度になる見込み。

　両製品とも、従来2チップだったコントローラチップを1チップ化することなどで、搭載メモリ容量を増やした製品。消費電力も約20％（動作時）ほど削減されているという。なお、従来の30MB版コンパクトフラッシュや90MB版フラッシュATAカードなども、今回の技術を採用した「1チップコントローラ版」として、新たに発売される。

【OEM向けサンプル価格】

フラッシュATAカード (出荷：`98年1月）		コンパクトフラッシュ (出荷：12月）
HB286150A3 (150MB)	180,000円
HB286090A3 (90MB)	133,000円
HB286075A3 (75MB)	121,000円
HB286060A3 (60MB)	100,500円
HB286045A3 (45MB)	76,000円	HB286045C3 (45MB)	75,000円
HB286030A3 (30MB)	57,000円	HB286030C3 (30MB)	56,000円
HB286015A3 (15MB)	29,000円	HB286015C3 (15MB)	28,000円
HB286008A3 (8MB)	18,000円	HB286008C3 ( 8MB)	17,000円

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9711/1120.html

('97/11/20)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]