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　マイクロソフト株式会社は、メッセージングサーバー「Microsoft Exchange Server Ver.5.5」日本語版（以下Exchange Server 5.5）を28日に発売する。価格はオープンプライス、推定小売り価格はサーバーと5クライアントのスターターキットで168,000円から。

　同日発売の「Windows NT Server,Enterprise Edition」に対応し、データベースの最大容量が16TBに拡大された「Enterprise Edition」も用意され、より大規模なシステムにも対応した。こちらの推定小売り価格は、サーバーと25クライアントのセットで648,000円から。

　主な改良点は、以下のとおり。

●メッセージング機能の強化

• 処理速度の向上（MTA処理が68%、SMTP処理が3.5倍向上）
• IMAP4、LDAP v3、S/MIME、MHTML、ETRNに新たに対応
• Lotus Notesからの移行を助ける「Notesコネクタ」の装備

• 「Exchange Scripting Agent」を新設。VB Script、Java Scriptで、SQL ServerやTransaction Serverなどとの連携が可能
• Outlook 97との連携で、チャットやNetMeetingによるビデオカンファレンスなどのリアルタイムコラボレーション機能を提供

• 開発環境「Visual InterDev」を標準装備
  ※なお、Active MessagingはCollabration Data Object(CDO)と改称された

• Outlook 97、Outlook for Windows 3.1、Outlook for Macintoshを標準装備

('97/11/18)

[Reported by date@impress.co.jp]