【周辺】

東芝とIBM、GMRヘッド採用のHDDを製品化

'97/11/10 リリース公開

連絡先:
東芝:記憶情報機器事業本部
Tel.03-3457-2459
日本IBM:テクノロジー事業部ストレジ製品営業部
Tel.0466-45-1039


 大容量化が可能で、次世代HDD用ヘッドと目されているGiant MagnetoResistive(GMR:巨大磁気抵抗効果型)ヘッドを使用した製品が、株式会社 東芝と日本アイ・ビー・エム 株式会社からOEM向けに発表された。いずれも従来のMRヘッドを越える3Gbit平方インチに近い高密度記録を実現している。

 東芝の製品は、「MK-3207MAT」。2.5インチ8.45mmの超薄型ユニット。容量:3.2GB、回転数:4,200rpm、インターフェィスはATAでUltra DMA対応。サンプル出荷は'98年1月、サンプル価格は80,000円。

 IBMの製品は、「Deskstar 16GP」、「Deskstar 14GXP」の2種。いずれも3.5インチユニット、インターフェィスはATAでUltra DMA対応。16GPはMPEG1データ24時間分が収まる大容量、14GXPは8Mbyte/秒のサスティンドデータレートを維持する高速さが特徴。サンプル出荷は'98年第1四半期。

 Deskstar 16GPは、容量:16.8GB、回転数:5,400rpm。サンプル価格は16万円。4.33~12.9GBのバリエーションも用意される。Deskstar 14GXPは、容量:14.4GB、回転数:7,200rpm。サンプル価格は18万円。10.1GBと12.9GBのバリエーションが用意される。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_11/pr_j1001.htm

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/search.pres?cmd=BRWS&hdoc=PRES0958

[Reported by date@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp