パイオニア株式会社は、パイオニアビデオ株式会社と共同で、DVD-R規格に準拠しながら書き換えを可能にした「DVD-R/W」(ディーブイディー・リライタブル)を開発した。すでに複数のメーカーの賛同を受けており、DVDフォーラム・ワーキンググループへ規格化の提案を行なう。
すでに規定されているDVD-Rドライブに一部の変更を加えるだけで実現可能としており、作成したディスクは、DVDビデオプレーヤーやDVD-ROMドライブで再生できるとしている。
DVD-R/Wは、相変化型記録媒体を使用して書き換えを可能としている。規格的にはDVD-RとDVD-ROMの両規格を受け継いでおり、グループウォブル&ランドビプリビットによるアドレス設定、データビット長、トラックピッチ、ディスク回転数、記録レーザー波長などはDVD-Rに、再生レーザー波長、ディスクの直径、セクターサイズなどはDVD-ROMに準拠している。
現状では、DVD-R 1.0(片面3.95GB)互換だが、DVDビデオ/DVD-ROMと同容量の4.7GBの基本動作の確認もすでに終了している。
□パイオニアのホームページ
(10月27日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.pioneer.co.jp/
□パイオニアビデオのホームページ
(10月27日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.pvc.co.jp/
('97/10/27)
[Reported by date@impress.co.jp]