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NEC、PC98-NXシリーズ26機種を発表

NX LOGO '97/10/23 発表会開催

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  NECは、Microsoft、IntelなどがPC/ATの発展形として規定したPC97/PC98規格に準拠した新PC98-NXを正式に発表した。日本での最大手メーカーの主力商品ということで、多数の機種が一斉に発表された。今回、企業向けのサーバーから、個人向けデスクトップ、モバイル用ミニノートなど7シリーズ26機種にのぼり、モデル数では200を越える。すでに概要は発表されていたが、新たに全機種の価格が明らかにされた。

 シリーズ共通の特徴として、キーボード/マウスなどのUSB化、外部バススロットをPCIに統一、ノート機種のCardBusの標準装備、PC 97/PC 98規格に沿ったプラグアンドプレイの徹底化、32MB以上のRAMの標準装備がなどがあげられる。ただし、ミニノートのmobio NXのみこれらの特徴からはずれる部分が多く、特殊なモデルといえる。また、個人向けと企業向けのシリーズの区別が以前のPC-98よりもはっきりした。

 個人向け機種はWindows 95がプリインストールされ、ほとんどのモデルでWord 97/Excel 97または、一太郎 Office8の、いずれかのOfficeソフトがプリインストールされる。Word 97/Excel 97搭載モデルは、一太郎Office 8モデルより一律で1万円高く設定されている。

 出荷開始は一部機種をのぞいて10月23日、個人向け機種ではmobio NXが11月14日。

 各シリーズの名称は、以下のとおり。

 ここでは、個人向けのシリーズの概要を紹介する。

●ValueStar NX

ValueStar NX  個人向けデスクトップシリーズで、横型のデスクトップと、ミニタワーの2つのボディが用意される。デスクトップは家庭での使用を重視、ミニタワーはパフォーマンス重視という性格付けがされている。価格帯もデスクトップが268,000~428,000円、ミニタワーが398,000~660,000円とミニタワーの方が高めにシフトしている。

 ValueStar全体としてPentium IIへの移行が進み、ミニタワーはすべてPentium II(266~300MHz)となった。デスクトップはPentium II(233~266MHz)とMMX対応Pentium(166~200MHz)の二本立て。

 特徴的なのはデスクトップのデザインで、本体の前面にフラットパネルスピーカーをステレオで配置し、CD-ROMなどのドライブ類をスピーカーの裏に隠すことですっきりとしたフロントパネルとなっている。グラフィックチップはAGP接続、サウンドチップはPCI接続。デスクトップの最上位機種「VS26D/S7modelDA1」は、Pentium II 266MHz、最大24倍速CD-ROM、3.2GBHDDを装備。CRTなしのWord 97/Excel 97モデルで368,000円。

ミニタワー型の最上位機種「VS30D/M7modelDD1」は、Pentium II 300MHz、2倍速DVD-ROM(CD-ROM最大20倍速)、8.4GBHDDを装備。17インチCRT付きWord 97/Excel 97モデルで660,000円。

●Lavie NX

LaVie NX  個人向けのオールインワンタイプのA4ノート。シャープMebiusシリーズなどのライバルとなる。12.1インチSVGA液晶、20倍速CD-ROM、FDD、K56flexモデムを内蔵。価格は368,000~530,000円。

 CPUはTFT液晶モデルはMMX対応Pentium 166MHz、DSTN液晶モデルはMMX対応Pentium 133MHz。TFTモデルには引き出し式のフラットパネルスピーカーを装備した機種も用意される。TFT液晶のWord 97/Excel 97モデルで508,000円。フラットパネルスピーカー内蔵モデルはプラス22,000円。

●Aile NX

Aile NX  モバイルでの利用を目的としたノートで、A4薄型とバッテリ性能を重視したB5の2機種が用意される。Officeソフトはプリインストールされない。各機種とも1機種1モデル。

 A4薄型の「AL20C/TS modelAAF1」は、厚さ29mm、脱着可能で20倍速CD-ROMを内蔵したファイルベースが標準装備。重量は約2kg(ファイルベース含まず)12.1インチSVGATFT液晶、MMX対応Pentium 200MHz、2.1GB HDD、RAM 32MBで530,000円。

 B5の「AL13C/BS modelA1」は、キーボードピッチ16mm。バッテリを2個まで内蔵でき、この状態で約3.8~6時間の駆動が可能、重量は1.8kgとなる。12.1インチDSTN SVGA液晶、MMX対応Pentium 133MHz、HDD 2.1GB、RAM 32MBなどを装備。価格は358,000円。

●mobio NX

mobio NX  東芝Librettoシリーズの好ライバルとなりそうなミニノート。サイズは210×141×28.5mm(幅×奥行×高さ)、重量は約790~800g。MMX対応Pentium 120MHz、RAM 16~32MB、HDD 1.6GBを内蔵。液晶は6インチのSTN VGA。バッテリ駆動時間は約2~2.5時間、オプションの大容量バッテリ使用時で約3.5~5.5時間。

 プリインストールソフトなしでRAM16MBのmodel A1が218,000円、RAMを32MBにして、一太郎OfficeをインストールしたmodelC1が238,000円、同様に32MB+Word 97/Excel 97モデルのmodelD1が248,000円。

 PC98-NXシリーズで唯一USBポートが装備されない。マウス/キーボード/シリアル/パラレルなどのインターフェィスは標準装備のポートバーに用意される。

□日本電気のホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9710/2301.html
□98インフォメーションのページ
http://www.pc98.nec.co.jp/
□【参考記事】
【9/24】NECがPC97/PC98システムデザインに準拠した「PC98-NX」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970924/nec.htm
【9/26】小高輝真の「いまどきの98」  第5回「PC-9800からPC98-NXへ」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970926/98NOW5.HTM
【9/25】PC98-NX発表会ムービーダイジェスト
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970925/video.htm

('97/10/23)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp