【イベント】

【WORLD PC EXPO 97レポート】

ビジネスからホームユースまで、数多くのソフトハウスが出展


'97/9/24~27 千葉幕張メッセにて開催


 
 WORLD PC EXPO 97では、エデュテインメントやゲームといったホームエンタテインメント系からオフィス、CADなどのビジネスアプリケーション系まで、数多くのソフトが出展されていた。ただし、すでに発売中のソフトが多く新味に欠けるところがあった。そんな中、注目のソフトを紹介する。

●ジャストシステムが刺激的なプレゼンテーションを展開

JUSTSYSTEM
【ジャストシステムのブース】

 かなりの人気を集めていたのがジャストシステムのブース。ジャストシステムは、先日発売された「一太郎Office8」と、ポンキッキのキャラクタなどを使ったエデュテインメントシリーズにブースを大きく分けて展示していた。
 なんといっても注目なのは「一太郎Office8」のプレゼンテーション。プレゼンテイターは「これまで多くのオフィスで使われていた外国製のソフト」としてMicrosoft Office97を手に登場。このソフトでは満足できないとばかりに、誤変換、HTML文書変換の正確さ、文章要約機能、「三四郎」と「Microsoft Excel」の罫線の作成などを比較し「一太郎Office8」がいかに優れているかをアピール。「普段使われない機能を強化するのではなく、よく使う機能を洗練することに成功した」と主張。ブース脇には比較広告として一部店舗で配られたポスターをずらりと展示。Microsoftをターゲットとしたプロモーションを展開していた。


●MicrosoftはInternet Explorer 4.0を中心にオーソドックスな展開

Microsoft
【Microsoftのブース】

 一方、Microsoftは「Internet Explorer 4.0」にもっとも多くの面積を割いており、EXPO会場入り口では「Internet Explorer 4.0 Preview2」のCD-ROMを無料配布していた。来場者の興味も高く、プレゼンテーションはいつも黒山の人だかりだった。
 Ofice関連商品は、10月24日に発売される「Microsoft Office97 Personal Business Edition」を大々的に展示。「Word97」「Excel97」「Outlook97」に加え、目的地までの経路をすぐに検索することができる「乗換案内」や電子地図「MapFan II」など、会社だけでなく家庭でも利用することができるソフトがワンパッケージに集約されているだけに多くの人が「Personal Business Edition」のプレゼンテーションに注目していた。プレゼンテーションでは同時にWindows CE搭載H/PCとのデータの親和性や、やり取りの簡便さも強調していた。

 また、ホームエンタテインメントソフト部門の一角では、ゲーム内での衝撃が手に伝わる新しいジョイスティック「サイドワインダー フォース フィードバック プロ」をズラリと並べ、セガ・エンタープライゼスの「デイトナUSA エボリューション」やゲームバンクの「G POLICE」を展示。ゲームを楽しむ人であふれていた。


●コンパイルが「めっちゃ易しい」ビジネスソフトを発表

コンパイル
【コンパイルのブース】

 落ちものゲーム「ぷよぷよ」等のゲームで有名なソフトハウス「コンパイル」が、初のビジネスソフト「POWER ACTY spring98」を発表、展示していた。「POWER ACTY」はネットワークでつながったオフィスで使う、スケジューラ、電子メール、データ検索などをワンパッケージ化したもの。スケジュール表には、自分だけでなくオンラインで繋がった他のメンバーのスケジュールも表示され、変更があればリアルタイムに反映される。またドラッグ・アンド・ドロップでテキストやグラフィックを貼り付けることもできる。オンラインヘルプも充実しており、対話形式で各機能を説明してくれる。発売は来年3月とまだ先だが、会場では展示員がアンケートを取った上でユーザーの悩みを聞くなど、かなり積極的にソフトのアピールを展開していた。


●マルチメディアコンテンツゾーンも活況

リカちゃん
【3Dリカちゃんハウス】

 ホール1の入り口付近に、マルチメディア、ゲーム関連のソフトハウスが多数出展している。ざっと紹介すると、シエラパイオニアの第1次世界大戦を舞台としたフライトアクションゲーム「Red Baron II」、ガキ大将シミュレーションなど一風変わったなシミュレーションゲームを連発しているイタチョコシステム、質の高いエデュテインメントソフトを出版しているDDPデジタルパブリッシングなどが賑わっていた。この他にも拳銃や車のハンドルなど、ちょっとマニアックなコントローラーを多数展示していたアイルでは、エレクトロニック・アーツ・ビクターのバイクゲーム「MOTO RACER」を使いゲーム大会を開催するなどなかなか盛り上がっていた。
 メガソフトのブースでは、先日発表された「3Dリカちゃんハウス」のオープニングムービー部分がビデオテープで流されていた。さすがモーションキャプチャー技術を利用しただけあってリカちゃんの動きは滑らか。リカちゃん誕生30周年記念作品なだけに、かなりの熱意が感じられる。一度は見ておいても損はないだろう。




[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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