【その他】

各種編集機能搭載
デジタルダビングには一定の制限も

ソニー、国内初となるDV端子搭載DVデッキ

DHR-1000 '97/10/1発売

標準価格:43万円

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 ソニー株式会社は、国内初となるDVデッキ「DHR-1000」を発売する。10月1日発売で、価格は43万円。

 入出力端子として「DV端子」を搭載し、画質・音質の劣化がほとんどないデジタルダビングが可能。ただし、コピー防止機能に対応しているため、ソフトやデジタル放送によってはデジタルダビングに一定の制限が設けられている。制限は「コピー禁止」、「1回だけコピー可」、「コピー自由」の3段階。コピー防止の設定はコンテンツ製作者のみが行なうため、ユーザー側で設定を行なう機能は搭載されていない。なお、アナログ放送やDVカメラで撮影した映像については、無制限でダビングできる。

 カセットはビデオカメラ用の「ミニDVカセット」のほか、「DVカセット」も利用できる。「DVカセット」は最長4時間30分の録画が可能で、同社の「DV120ME2」の価格は3,200円。コンパチブル・メカニズムの採用で、両カセットともアダプターなしで利用できる。編集機能は頭出し、変速再生、オーディオインサート機能、ビデオインサート機能などの基本的なものから、10プログラム自動アッセンブル編集機能まで備えており、タイムコード対応機器との接続で高度な編集作業にも対応できる。

 VTRの基本的性能としては、BSチューナー内蔵で1ヶ月8番組予約録画が可能。カセットに内蔵されたICに録画時の情報を書き込めるため、画面上に情報を表示して検索することもできる。また、内蔵チューナーを通した録画では地上波・衛星放送とも、12/16ビットのPCM録音に対応している。



□ソニー株式会社のホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/CorporateCruise/News/9709/97-086.html

('97/9/19)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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