【周辺】

一般ユーザーも販売対象として想定
最大スキャン範囲は幅約15cm、奥行き約10cm

ローランド ディー.ジー.、立体物を3Dデータ化する
普及価格の3Dスキャナ

'97/10/1 発売

価格:148,000円

連絡先:ローランド ディー.ジー.株式会社 都田事業所 市場開発担当
Tel.053-484-1206



 ローランド ディー.ジー.株式会社は、立体物を3Dデータとしてパソコンに取り込める接触式3Dスキャナ「PICZA(ピクザ)model PIX-3」を10月1日から発売する。価格は148,000円。3Dスキャナは立体をデータに変換する周辺機器で、個人向けの普及モデルは初めて。

 スキャナのセンサー部分には、新開発の「R.A.P.S.(ローランド・アクティブ・ピエゾ・センサー」を採用、従来の接触式3Dスキャナが苦手な粘土などの柔らかい素材や、非接触式スキャナが苦手とするガラスなどの透明素材のいずれにも対応する。
 最大スキャン範囲は幅15cm、奥行き10cm程度。発表会場では、果物をスキャンしてマスコットとして加工したり、木型を元にオリジナルルアーをデザインする様子などが紹介された。

 同梱のスキャニングソフト「Dr.PICZA」(Windows 95用)で、着色などのデータ編集も可能。スキャンしたデータは、専用形式以外に、DXF、VRMLの各形式にも出力できる。

 また、別売の工作用マシン「MODELA」(120,000円)と組み合わせることで、小型の彫刻を作成したり、木工工作などを行なうこともできる。

【主な仕様】

□ローランド ディー.ジー.株式会社のホームページ
(9月12日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.rolanddg.co.jp/
□工作用マシン「MODELA」製品紹介
http://www.rolanddg.co.jp/products/modela_j.html

('97/9/12)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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