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オーサリング市場に対応

松下、4.7GB容量のDVD-R対応ディスクを開発

'97/9/8 リリース公開


 松下電器産業株式会社は、片面記録密度4.7GBのDVD-R対応ディスク媒体の開発に成功したと発表した。出願した関連特許は国内30件、国外5件にのぼる。

 今回の発表は、真空蒸着法により色素膜形成をしているのが特徴。記録は赤色レーザで、ライトワンスとなる。再生は市販のDVD-Rドライブで可能。

 容量、記録パターンともDVDソフトと同一であり、DVDのオーサリング用途に最適としている。また、真空蒸着法の採用により、高出力、高感度、特性の均一性、トラッキングの安定などのメリットがあるという。

 今後は4.7GBの規格化の提案とサンプルの提出を行なう。

【主な仕様】 トラックピッチ:0.74μm
最短ピット長:0.4μm
記録レーザ波長:635nm
再生レーザ波長:635nm/650nm

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/panasonic-j.html
(9月8日現在、この件に関する情報は掲載されていない)

('97/9/8)

[Reported by date@impress.co.jp]


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