【ソフト】

メニューやダイアログボックスを変換可能

　クロス・ヘッド株式会社は、Windows対応アプリケーションソフトの表示メニューやダイアログボックスの内容を各国語に自動変換するソフト「JARGON（ジャーゴン）」を発売する。発売日は7月7日で、標準価格は19,800円。

　JARGONは、あらかじめ対訳データを登録することにより、任意のWindowsソフトの操作メニューなどの表示言語を各国語に変更できるソフト。例えば「File(F)」という英語表記を、「ファイル(F)」などの日本語表記に自動変換したり、その逆の変換を行なうことができる。変換する対象のソフトは指定することができ、一度JARGONを実行状態にしておけば、対象ソフトが起動された際に自動的にメモリ上のメニューなどのリソースを書き換える。そのため、変換対象のソフトの実行ファイルを直接書き換えることはない。なお、他言語のフォントをWindowsに追加し、対訳データを登録することでフランス語や中国語などでの表示も可能。なお、製品には対訳データとして、マイクロソフト ワード95やインターネットエクスプローラ用などのものが付属している。

　発売元のクロス・ヘッドでは、日本人が英語版ソフトを使用する場合や、外国人が日本語版ソフトを使用する場合などで効果を発揮するとしている。

□クロスヘッド株式会社のホームページ
http://www.crosshead.co.jp/
□製品情報
http://www.crosshead.co.jp/jargon/index.html

('97/6/24)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]