【ソフト】

いずれもキャッシュの翻訳機能を新装備
自動巡回ソフトも添付

NECとIBMから、Windows 95用翻訳ソフトの新バージョンが登場

'97/6/10 リリース公開


 日本電気株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社は、Windows 95用のWeb翻訳ソフトをそれぞれバージョンアップした。

 共通の特徴としては、接続時間を節約するために、Webブラウザ(Internet Explorer、Netscape Navigator)のキャッシュされたHTMLを翻訳する機能が追加されている。両者とも、Webの自動巡回ソフトが添付されており、必要な情報をキャッシュにためておき、オフラインでまとめて翻訳できる。

 日本電気の「翻訳アダプタII CROSSROAD」は、従来の「翻訳アダプタII」のバージョンアップ。価格は9,800円で、7月末に発売予定。Windows 95で動作する。
 従来通り、日英/英日の双方向の翻訳が可能。新規の機能として、Microsoft WordやPowerPointファイルを翻訳するファイル翻訳が追加されている。ファイル翻訳機能を使用する場合は、そのファイルに対応したアプリケーションソフトも必要。

 アイ・ビー・エムの「インターネット翻訳の王様 2.0」は6月20日の発売、価格は7,800円。Windows 95/NT 4.0で動作する。翻訳は英和のみ。新規の機能として、ホームページの内容を要約して表示する「よーやく翻訳」、ブラウザの選択した部分だけを翻訳する「ぷち翻訳」などが追加されている。

「翻訳アダプタII CROSSROAD」
◎連絡先:汎用アプリケーション事業部市場開発部 Tel.03-3456-8343

□日本電気株式会社のホームページ
(6月12日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.nec.co.jp/

「インターネット翻訳の王様 2.0」
◎連絡先:ダイヤルIBM Tel.0120-04-1992

□日本アイ・ビー・エム株式会社のホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□製品情報
http://www.ibm.co.jp/software/internet/king/

('97/6/12)

[Reported by date@impress.co.jp]


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