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PCカード専門メーカーとして'96年8月に設立
LANモデムカード、メモリカードなども発売

連絡先：株式会社サイキューブ
Tel.03-3350-5069

　株式会社サイキューブ（CyQ've）は、LANカード、56kbps対応FAXモデムカード、フラッシュメモリカードなど、Type2のPCカード16製品を発表した。

　サイキューブは、日本エム・イー・ティ・インダストリーグループのグループ会社として、'96年8月に設立されたPCカード専門メーカー。今回発表された第一弾製品は、LANモデムカードなどの「通信・ネットワーク用」、「メモリPCカード」、TVスキャンコンバータなどの「マルチメディアPCカード」という3種類のカテゴリーに分類されており、6月11日から順次出荷が開始される。

●通信・ネットワーク用

　10BASE-T対応、33.6kbpsモデム機能搭載のLANモデムカード「LFM-103」（44,000円）、10BASE-T LANカード「ELA-010」（14,800円）、33.6kbpsFAXモデムカード「FMC-336」（26,800円）など3製品が、6月11日から出荷されている。対応機種はPC/AT互換機とPC-98シリーズ。

　また、7月初旬にはK56flex準拠の56kbps対応FAXモデムカード「FMC-560」（価格未定）、7月中旬には、100BASE-TX LANカード「ELA-100」（28,800円）などの発売も予定している。

●メモリPCカード

　4MB～64MBまでのフラッシュATAカード「MFL」シリーズ（20,000円～141,000円）6製品と、4MB/8MBのコンパクトフラッシュATAカード「CFC」シリーズ（18,800円/34,000円）2製品を6月下旬から発売する。対応機種はPC/AT互換機とPC-98シリーズ、Macintosh。

　また、7月下旬～8月には、128MBの「MFL-128」（価格未定）の発売も予定されている。

●マルチメディアPCカード

　7月下旬～8月に、TVスキャンコンバータカード「SCV-001」（48,000円）と、ビデオコンファレンスカード「VCN-001」（49,800円）の発売を予定している。対応機種はPC/AT互換機のみで、PC-98シリーズへの対応は検討中。

　ビデオコンファレンスカードは、「CCDのほか、デジタルスチルカメラを利用して画像を転送することも可能」としている。

('97/6/11)

[Reported by seino@impress.co.jp]