【本体】

従来製品とほぼ同仕様で、価格を引き下げ
ミニタワー6モデルとデスクトップ10モデルを発売

NEC、コストパフォーマンスをアップした
「ValueStar」新シリーズ16モデルを発売

発売日:'97/5/13

標準価格
ミニタワーモデル:428,000円~503,000円
デスクトップモデル:268,000円~403,000円

連絡先:NECパソコンインフォメーションセンター
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 日本電気株式会社は、個人ユーザー向けデスクトップパソコン「ValueStar」シリーズの新ラインナップ16モデルを発売した。

 今回発表された新モデルは、ミニタワー6モデル(428,000円~503,000円)と、デスクトップ10モデル(268,000円~403,000円)。いずれも、ワープロ/表計算ソフトが一太郎8バリューパック/ロータス1-2-3またはMirosoft Word 97/Excel 97にバージョンアップされている。ハードウェア的には従来製品とほぼ同等の仕様となっているが、全体的に価格が引き下げられている。また、最廉価モデルの「V16/S5P」以外は、CPUにMMX Pentiumを採用した。

 ミニタワーモデルは、ホビー用に特化した2モデルと、その他4モデルに分類されている。共通の仕様としては、MMX Pentium 200MHzと32MB RAM、3GB HDDなどを搭載、オーセンティック社製スピーカーなどが標準で添付されている。ホビーモデルである「V200/M7」は、リード8倍速/ライト2倍速のCD-Rドライブを搭載。クロマクリア管採用の17インチディスプレイ、ゲームパッド、CCDカメラ、カラオケマイクなども同梱した。

 デスクトップモデルは、MMX Pentium 166MHz/200MHzまたは従来型Pentium 166MHzを採用している。RAMは全機種32MBで、1.6~3GB HDD、8倍速~20倍速CD-ROMドライブなどを搭載した。HDDとFDDの防振対策などにより「稼動音を、静かな図書館と同等の約30dBに抑えた」としている。

 なお、新製品の発売により、ValueStarシリーズでは、従来型Pentium搭載モデルは最廉価モデルの「V16/S5P」(166MHz)のみとなり、同133MHzと200MHzの製品はラインナップに含まれていない。

□日本電気株式会社のホームページ
http://www.nec.co.jp/
□製品紹介
http://www.pc98.nec.co.jp/product/value-s/vs_01.htm

('97/5/13)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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