'97/4/3 発表
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現在の出荷数は数千個だが、「'97年第2四半期には数十万個、'97年下半期には数百万個を出荷する」としている。
質疑応答では、K6を搭載したマシンの出荷について「守秘義務があるので、メーカー名などについては明らかにできないが、市場では最速のCPUであり、近い時期に登場する」、ノート型については「デザインは終了しているが、現在は市場の中心であるデスクトップ用に注力していく」と語った。
また、米INTELから商標登録などの問題でMMXの呼称使用を止めるよう訴えられている件では、「日本以外ではMMXという名前は特定の社の商標と認められないのではないか、と争っている状態である。日本では、すでにインテルがMMXという商標を買い取っているので、事情は異なるがMMXという名を使えるように努力する」とコメントした。
なお、会場では「AMD Challenge」と称して、マザーボードとCPU以外を同一条件としたK6-200MHzとPentium Pro 200MHzのマシンを並べ、Windows NT 4.0上でOffice 95 ProやInternet Explorer 3.0を用いたベンチマークテストも行なった。このテストではK6-200MHz搭載マシンの方が高速な結果を出し、その実力をアピールした。
Windows95走行時 | Windows NT4.0走行時 | |
AMD-K6-233 | 53.8 | 72.2 |
AMD-K6-200 | 51.6 | 68.7 |
PentiumPro-200 | 49.2 | 69.9 |
MMX対応Pentium-200 | 49.5 | 66.0 |
□日本AMD株式会社のホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/japan/products/prodpr/nr9726.html
□K6の製品情報
http://www.amd.com/japan/K6/
□参考記事
【3/17】Intel、「MMX」の名称使用停止を求めてAMDとCyrixを提訴
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970317/mmx.htm
('97/4/3)
[Reported by date@impress.co.jp]