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「560」にはオールインワンのマルチメディアモデル、
「760EL」にはWindows NT4.0プリインストールモデルも登場

日本IBM、「ThinkPad 560/365X/760EL」シリーズに新モデルを追加

'97/2/13 発表

標準価格:
ThinkPad 560マルチメディアモデル オープンプライス(IBM通販価格:379,000円)
ThinkPad 365X 474,000円
ThinkPad 760EL 698,000円

連絡先:
日本アイ・ビー・エム株式会社 ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992

 日本アイ・ビー・エム株式会社は、ノートパソコン「Think Pad」シリーズにCPUやHDDの容量などを強化した3機種5モデルを発売する。新シリーズではプリインストールOSがWindows 95「OSR2」となったほか、Windows NT4.0導入モデルも登場した。


●モデムやCD-ROMドライブなどをセットにした「Think Pad 560」マルチメディアモデル

ThinkPad 560  Think Pad 560 マルチメディアモデル「2640-FVE」は、通常の「Think Pad 560」に増設メモリ32MBを追加し計40MBとした上、外付8倍速CD-ROMドライブや33.6kbpsのFAXモデムカード、各種アプリケーションなどをセットにした限定1万台のパッケージ。CD-ROMドライブやモデムは他社製品を採用しており、同社取締役の堀田一芙氏によると「560も含めて、今市場で買える最高の製品の組み合わせ」であるとのことだ。価格はオープンプライス。通信販売のIBM PC Direct価格では、379,000円となっている。出荷は、2月20日から。

【Think Pad 560マルチメディアモデル 2640-FVEの主な仕様】


●A4サイズのスタンダード・ノート「Think Pad 365X(2625-BJ9)」

ThinkPad 365X  「Think Pad 365X」は、ビジネス向けのスタンダード・ノート。以前からPentium 120/133MHzを搭載したモデルがあったが、今回それにPentium 150MHzを搭載した「Think Pad 365X(2625-BJ9)」が追加された。標準価格は474,000円。CPUに加えて、HDDも810MB/1。08GBから1.35GBに強化されている。なお、同モデルは3.5インチFDDを内蔵しているが、CD-ROMドライブはオプションとなっている。出荷は、2月本日13日から。

【Think Pad 365X(2625-BJ9)の主な仕様】


●ハイエンド・ノート「Think Pad 760EL(9547-J4K)」

ThinkPad 760EL  「Think Pad 760EL」は、ビジネス向けのハイエンド・ノート。プリインストールOSにより2モデルに分かれる。新製品は、Windows NT4.0導入の「9547-J4K」。Windows 95導入の既存モデル「9547-J4G」では、16MBだったメモリを32MBに強化した点が最大の違いで、そのほかのハードウェアスペックは同じ。標準価格は、698,000円。Lotus スーパーオフィスを含むアプリケーションが添付される。出荷は、2月本日13日から。

【Think Pad 760EL(9547-J4K)の主な仕様】


□日本IBM(株)のホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□Think Pad 560マルチメディアモデルの製品情報
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/thinkpad/tp560mm/tp56m72a.html
□Think Pad 365Xの製品情報
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/thinkpad/tp36572/tp36572a.html
□Think Pad 760ELの製品情報
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/thinkpad/tp76072/tp76072a.html

('97/2/13)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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