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一太郎8バンドルのエントリ向け「Aptiva J」も発売

日本IBM、MMX対応Pentium搭載「Aptiva T」シリーズなど7機種を発売

'97/2/13 発表

標準価格:オープンプライス
IBM PC Direct価格(参考)
Aptiva T81 319,000円  Aptiva T95 399,000円
Aptiva T84 299,000円  Aptiva J51 234,000円
Aptiva T85 359,000円  Aptiva J52 234,000円
Aptiva T94 339,000円

連絡先:
日本アイ・ビー・エム株式会社 ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992

 日本アイ・ビー・エム株式会社はMMX対応Pentium搭載の「Aptiva T」シリーズ5モデルを新たに発売し、「Aptiva J」シリーズには「一太郎8」バンドルモデルを含むエントリ向けデスクトップ2モデルを追加する。全機種とも価格はオープンプライスとなっている。参考までにIBMダイレクト価格では、Tシリーズが319,000~399,000円。Jシリーズが共に234,000円となっている。


●ハイエンド向けミニタワー型「Aptiva T」シリーズ

Aptiva T  「Aptiva T」シリーズは今までの「Aptiva H」シリーズの後継ラインで、今回発売されたのは「T81、T84、T85、T94、T95」の計5モデル。全モデルがMMX対応Pentiumを搭載しておりミニタワー型のケースを採用している。メモリはSDRAMの32MB DIMMで、MMX対応ソフト6本、音声認識ソフトを含む多数のソフトウェアがバンドルされている。なお、同シリーズでは従来機種で採用されていた音源・モデム機能を提供するDSPチップ「Mwave」は搭載されず、Sound Blaster Pro互換のサウンドボード、GM対応MIDI音源、33.6kbps対応FAXモデムが内蔵される。出荷は22日から。

【Aptiva Tシリーズの主な仕様】

●エントリ向けデスクトップ型「Aptiva J」シリーズ

Aptiva J  「Aptiva J」シリーズには、最新ワープロソフト「一太郎8」をバンドルした「J51」と、WordとExcleをバンドルした「J52」のエントリ向けデスクトップ型2モデルを追加する。J51は3月上旬、J52は本日13日より出荷開始となる。

 新製品では、CPUやメモリ容量などの基本性能が以前より向上している。同シリーズの特徴でもある数多くの同梱ソフトに加え、新たに音声入力ソフト「IBM VoiceType Dictation 3.0」も添付された。プログラムの起動などの操作の他、文章もキーボードなしで音声のみで入力できる。編集部で実際のデモを見たかぎりでは、一部誤変換は残るものの、文意に最適であるかどうかも含めてほぼ80%くらいの正確さで変換しており、十分に実用レベルであるといえる。同社では、今後全てのAptivaに音声入力ソフトを添付するとしており、音声入力に最適な専用のヘッドセット型マイクの同梱をするなどして、普及に努める方針だ。

【Aptiva Jシリーズの主な仕様】

□日本IBM(株)のホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□Aptiva Tシリーズの製品情報
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/aptiva/aptm72/aptm72a.html
□Aptiva Jシリーズの製品情報
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/aptiva/apjm72/apjm72a.html

('97/2/13)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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