【業界動向】

SH-3、MIPSベース、PowerPC、ARMチップに次いで

米Microsoft、INTEL CPUアーキテクチャに対応したWindows CEを開発

'96/12/9(現地時間) 発表

 米Microsoftは9日(現地時間)、携帯機器や組み込み機器向けのOSであるWindows CEを486やPentiumといった米Intel製CPUに対応させる計画を発表した。

 この移植作業は米Microsoftと米Intelとの共同で行われ、すでにほぼ完成しているという。来年の1月にはメーカー2社からIntel製低消費電力版486SXを搭載したWindows CEマシンが発表される見込み。

 Windows CEは、当初日立製作所のSH-3、日本電気と蘭Philips ElectronicsのMIPSベースのCPUがサポート対象となっていたが、4日(現地時間)には米Advanced RISC MachinesのARMファミリー、米MotorolaのPower PCのサポートが発表されたばかり。Windows CEのサポートするCPUプラットフォームはこれで5つめとなる。

□米Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/corpinfo/PRESS/1996/Dec96/INTELJTPR.htm
http://www.microsoft.com/corpinfo/PRESS/1996/Dec96/CPULSTPR.htm

('96/12/10)

[Reported by 石橋 文健]


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