【周辺】

Windows版とMac版の2パッケージ
アナログ回線用FAXモデムより低消費電力

　松下電子応用機器株式会社は、デジタル携帯電話で使用可能な9,600bpsFAXモデムカード「TO-CAD9600WS」（Windows用）と「TO-CAD9600MC」（Macintosh用）を、11月21日から45,000円で発売する。

　同製品は、アナログモデムやFAXと最高9,600bpsでの通信が可能なPCMCIA Type2のPCカード。対応する携帯電話はNTT DoCoMoのデジタルムーバHyperシリーズ、ツーカーセルラー東京Cyber Gigaシリーズ、DDIセルラーグループHDシリーズなど幅広いのが特徴。また、Windows 95/3.1対応製品に加え、新たにMacintosh対応の製品も用意されている。なお、通常のアナログ回線用のFAXモデムカードでは1W程度だった消費電力を300mWに抑えているため、アナログ回線用モデムカードより低消費電力だという。このほか、通信プロトコルとして、MNPクラス4のエラー訂正機能に加え、移動体通信向けのMNP10を搭載している。

【付属ソフト】

• TO-CAD9600WS（Windows 95/3.1版）
  　パソコン通信ソフト「信乃助ND」、Windows 95用モデム情報ファイル、Windows 3.1用カードドライバ
• TO-CAD9600MC（Macintosh版）
  　パソコン通信ソフト「ComNifty」、FAXソフト「FAXstf Ver.3.1」、AppleRemoteAccess用 CCLファイル

【対応している携帯電話】

• NTT DoCoMo　デジタルムーバHYPER、デジタルムーバbyシリーズ
• ツーカーセルラー東京　Cyber Giga
• DDI セルラーグループ　HD-40シリーズ、HD-30シリーズ

('96/11/21)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]