【周辺】

従来機の2倍の印字速度
2400dpi相当×600dpiの印刷が可能

　キヤノン販売株式会社は、毎分8枚のA4印刷が可能なレーザープリンタ「キヤノン レーザショット LBP-430」を11月29日より128,000円で発売する。

　同製品は、キヤノンのプリンタ用ページ記述言語「LIPS IV」を搭載したレーザービームプリンタ。印刷速度が高速化されており、従来機「LBP-A404F」の2倍である毎分8枚のA4サイズの印刷を行うことができる。また、メモリを効率的に利用しており内蔵の3MBのメモリだけでA4サイズのデータを600dpiの解像度で処理できる。なお、印刷時にはスムージング処理が施されるため、2,400dpi相当×600dpiの印刷ができる。プリンタの制御コードとしては「LIPS IV」のほか、ESC/Pなどのエミュレーション機能を持っている。
　プリンタドライバはWindows 95/3.1対応のドライバが同梱されており、来年1月にはWindows NT 3.5/3.51対応のドライバも無償提供される予定。このほか、サードパーティ製のインターフェイスボードを装着することでMacintoshやTCP/IPネットワークにも対応する。

【主な仕様】

• プリント方式：半導体レーザービーム+電子写真方式
• 解像度：2,400dpi相当×600dpi（データ処理は600dpi）
• プリント速度：8枚/分（A4印刷時）
• ウォームアップ時間：約8秒
• 用紙：A4、B5、リーガル、レター、エグゼクティブ
• 給紙：カセット約250枚、トレイ約100枚
• 内蔵フォント：
  和文：平成明朝体W3、平成角ゴシック体W5、ラインプリンタB
  欧文：Courier、Dutch、Swiss、Symbol
• メモリー：標準3MB（最大19MB）
• インターフェイス：双方向パラレルインターフェイス（セントロニクス準拠）
• 制御コード：LIPS IV、N201（PR201-80A）エミュレーション、ESC/Pエミュレーション
• 稼働音：動作時最大49dB
• 消費電力：平均210W（動作時）、平均7W（スタンバイ時）
• サイズ：407(W)×470(D)×218(H)mm（本体のみ）
• 重量：約9.0kg

□キヤノン販売（株）のホームページ
http://www.canon-sales.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/Whatsnew/1996-shimo/pr_lbp430.html

('96/11/20)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]