【周辺】

SCSI接続では業界最速

'96/11/18　サンプル出荷開始 サンプル価格：90,000円 連絡先： 株式会社　東芝 Tel.03-3457-2459

　株式会社東芝は、SCSI接続としては業界最速の最大15倍速CD-ROMドライブ「XM-3801B」を開発、18日よりサンプル出荷を開始した。

　XM-3801Bは、高性能LSIの採用や光ピックアップの高性能化を図り、さらにデータ読み出し方法にCLV（線速度一定方式）とCAV（角速度一定方式）を組み合わせることなどで、最大15倍速（2,250KB/秒）のデータ転送を実現している。可変速再生システムの採用で、ディスクの回転数が規定速度に達する前にデータの読みだしができるほか、ランダムシークタイム90ms、ランダムアクセスタイム99msの高速アクセスで動画再生などの大容量データでも高速に読みだすことができる。

　インターフェイスはSCSIのみ。サンプル価格は90,000円。

【主な仕様】

• データ転送レート：最大2,250KB/s
• アクセスタイム：
  　ランダムアクセス　99ms
  　ランダムシーク　90ms
  　フルストローク　200ms
• バッファ容量：256KB
• インターフェイス：SCSI
• ローディング：トレータイプ
• 消費電力：平均4.5W、最大5.0W
• 外形寸法（W×D×H）：146×193×41.5mm
• 重量：0.98kg

□（株）東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1996_11/pr_j1801.htm

('96/11/19)

[Reported by 椎名啓之]