【周辺】

PCMCIA Type 2 対応のマルチファンクションカード

連絡先：松下電器産業株式会社
　　　　P3カスタマーサポートセンター
　　　　Tel.03-5295-8721
　　　　情報周辺機器事業部ペリフェラルサポートセンター
　　　　Tel.06-908-0296

　松下電器産業株式会社は、33.6kbps対応FAXモデム機能とLAN機能を持ったPCカード「AL-VML101」を5日から発売し、33.6kbpsFAXモデム機能とSCSIインターフェイス機能を持ったPCカード「AL-VMS101」を20日から発売する。価格はいずれも44,800円。

　両製品ともPCMCIA Type 2に準拠したPCカードで、FAXモデム機能は33.6kbpsのデータ通信と14.4kbpsのFAX通信に対応している。「AL-VML101」のLANカード機能は10Base-Tのインターフェイスを持ち、NetWareやWindows NT3.51/95用など主要なドライバが添付される。「AL-VMS101」はFast SCSIに対応したSCSIインターフェイスを持ち、Windows 3.1/95用のドライバが添付される。ただし、MS-DOSとWindows 3.1用のドライバは別途有償配布となる。

　また、今回の発売にあわせて、同社では28.8kbpsのFAXモデム機能とSCSIインターフェイスを持つ「CF-JMS101」について、33.6kbps対応するためのファームウェアのアップグレードサービスを開始する。「CF-JMS101」に付属の登録カードとアップグレード申し込み用紙を郵送すると、アップグレード用のフロッピーが送られてくる。

【両機種共通/モデム部の主な仕様】

• 規格：PCMCIA 2.1/JEIDA 4.2　Type 2
• データ通信速度：300～33.6kbps
• FAX通信速度：300～14.4kbps

【「AL-VML101」の主な仕様】

• 適応規格：IEEE802.3　Ethernet 2（10BASE-T）
• 付属ソフト：
  　SuperFax 6.0 for Windows（FAX通信ソフト）
  　自己診断プログラム
  

【「AL-VMS101」の主な仕様】

• インターフェイス：SCSI-2（シングルエンド型）
• 転送方式：Fast SCSI-2 対応
• 転送速度：最高　10MB/s
• 付属ソフト：
  　Microsoft Internet Explorer Ver.2.0
  　StarFax 6.0 for Windows（FAX通信ソフト）
  　PIAS（ポケベル呼び出し支援ソフト）
  　Windows 95用SCSIミニポートドライバ
  

□松下電器産業（株）のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/

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[Reported by 椎名啓之]