【周辺】

音声同時取り込みのため、音声データ変換の手間が不要
CD-Rドライブを利用することでビデオCDの作成も可能

　カノープス株式会社は、音声と動画を同時にMPEG1形式にリアルタイムで取り込むMPEG1エンコーダカード「Power MPEG Producer」を、11月末より198,000円で発売する。

　同製品は、PC/AT互換機のPCIバスに対応している。従来の低価格なMPEG1エンコーダでは、動画と音声は同時に取り込むことができず、動画データに音声データを追加編集するなどの作業が必要だったが、Power MPEG Producerではこれを同時に行うことができる。 付属ソフトとして、MPEG1データ取り込みソフトの「MPEG Recorder」、MPEGデータ編集ソフト「MPEG Edit」、ビデオCDオーサリングツール「VideoCD Ver.2.0 Maker Lite」などがあり、CD-Rドライブを利用することでビデオCDの作成も可能となっている。

【Power MPEG Producerの主な仕様】

• 対応機種：PC/AT互換機
• 接続インターフェイス：PCIバス（Ver 2.1）
• 入力端子：コンポジットビデオ、Sビデオ、ステレオミニジャック
• 出力端子：ステレオミニジャック
• 入力フォーマット：NTSC
• サイズ：352×240ドット、または176×120ドット
• 動画フレームレート：29.97fps
• 音声サンプリングレート：32kHz、44.1kHz、48kHz

□カノープス（株）のホームページ
http://www.iijnet.or.jp/canopus/index.html
□ニュースリリース
http://www.iijnet.or.jp/canopus/ad/power_mpeg_producer.htm

('96/11/12)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]