【周辺】

パケットライトに対応し、「CD-R FS」も使用可能

　ヤマハ株式会社は、6倍速読み出しと4倍速書き込みが可能なCD-Rドライブ「CDR400」を発表、12月からOEM向けに180,000円でサンプル出荷を開始する。

　「CDR400」は、CDをケースに入れて使用するキャディ式の内蔵型CD-Rドライブで、サードパーティ製のソフトウェアによりCD-ROMやCD-XAなどを4倍速書き込みでき、6倍速での読み出しが可能。また、2MBのバッファメモリを備え、書き込み時のエラーを最小限に抑えるという。なお、小容量のファイル追記に有利なパケットライト方式に対応しており、ソニーが提唱している疑似的に内容の書き換え可能なCD-R向けファイルフォーマット「CD-R FS」にも対応している。

　同社では、当面はOEM向けのキャディ式内蔵型のみの出荷となるが、今後トレイ式や外付け式のバリエーションの発売を一般ユーザー向けも含めて検討しているという。

【CDR400の仕様】

• インターフェイス：SCSI2
• 書き込み速度：等速/2倍速/4倍速
• 読み込み速度：等速/2倍速/4倍速/6倍速
• データバッファサイズ：2MB
• Windows 95のプラグアンドプレイに対応
• 対応フォーマット：CD-ROM、CD-DA、CD-ROM XA、Photo-CD、CD-I、ビデオCD、CD EXTRA

□ヤマハ（株）のホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/96110701.html

('96/11/8)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]