【周辺】

自走式で、脱着可能なスキャナを搭載
通常のプリンタも発売

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　富士通株式会社は6日、カラーインクジェットプリンタ2機種を発表した。今回発表された製品は、ハンディスキャナを搭載したプリンタ「XJS-400」と、プリンタのみの「XJ-600」。前者は11月8日から59,800円で、後者は11月12日から41,800円で発売される。対応機種はDOS/V、PC-98シリーズで、それぞれWindows 95、3.1用のドライバソフトが同梱されている。

　「XJS-400」のハンディスキャナは自走式で、本体上部に脱着が可能。本や雑誌の見開きページなども、自動で読み取ることができる。解像度は75～300dpiで、1,677万色に対応。本体に固定した場合は、連続10枚の読み取りが行なえる。印刷時は、普通紙最大100枚、ハガキで最大30枚の自動給紙が可能。解像度は最大600dpi×300dpi相当で、A4サイズで最高0.5枚/分の印刷が行なえる。また、写真などのイメージ編集ソフトや、OCRソフト、TWAIN対応ドライバなども同梱。

　「XJ-600」は、ミドルクラスのプリンタで、600×600dpiでの印刷が可能。最大150枚までの給紙に対応している。

　なお、「XJS-400」は、同日発表された新「FMV」シリーズの一部モデルに同梱されている。

【主な仕様】
●「XJS-400」：11月8日、59,800円

• 解像度
  プリンタ：600×300dpi相当、300×300dpi
  スキャナ：75～300dpi、1dpi単位での設定も可能
• 給紙方式：自動、手差し
• 給紙容量
  スキャナ：最大10枚
  プリンタ：最大100枚
• インターフェイス：双方向セントロニクス（IEEE P1284準拠）
• サイズ（W×D×H）、重量：383×172×267mm、約4.7kg

• 印字方式：サーマルインクジェット方式
• 印字速度
  全角漢字：標準モード：111文字/秒、高速モード：160文字/秒
  英数カナ：標準モード：167文字/秒、高速モード：240文字/秒
  
• スループット
  カラー：最高0.5分/枚
  ブラック：最高3分/枚
• 用紙
  定型：A4縦、B5縦、レター縦、ハガキ
  手差し：幅89～216mm、長さ127～364mm

• スキャナ：自走式ハンディスキャナ標準搭載（脱着式）
• 読み取り階調：1bit、8bit、24bit
• 原稿：A4、B5、A5、A6ハガキ、名刺、レター、リーガル（最大216×356）
• ドライバ：TWAIN

• 解像度：600×600dpi、300×300dpi
• 印字速度
  全角漢字：標準モード：111文字/秒、高速モード：200文字/秒
  英数カナ：標準モード：167文字/秒、高速モード：300文字/秒
  
• スループット
  カラー：最高1分/枚
  ブラック：最高5分/枚
• インターフェイス：双方向セントロニクス（IEEE P1284準拠）
• 給紙方式：自動、手差し
• 給紙容量：最大150枚（紙厚15mm以下）
• インターフェイス：双方向セントロニクス（IEEE P1284準拠）
• サイズ（W×D×H）、重量：432×267×297mm、約4.4kg

('96/11/6)

[Reported by seino@impress.co.jp]