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富士通株式会社は、一般ユーザー向けデスクトップ「FMV」シリーズのラインナップを一新。マルチメディア機能を強化した12機種35モデルを発売した。今回発表された製品は、価格を抑えた「スタンダードモデル」、Pentium Pro搭載モデルを含む「ハイスペックモデル」、DVDや、Video Phone搭載モデルなど、用途を絞った「スペシャルモデル」の3タイプに分類されている。いずれも、仕様や価格は従来モデルから大きく変更されている。
共通の仕様としては、WAVE TABLE方式GM音源、ヤマハ製ステレオスピーカを搭載。グラフィックアクセラレータは、タワー型モデルにはS3社製「ViRGE/VX」、デスクトップにはATI社製「3D RAGE II」を搭載。Intel社製チップセット「430HX、440FX」、33.6Kbps対応モデムのほか、USBポートもサポートされている。
なお、「スペシャルモデル」には、オプションのスキャナ一体型プリンタ(59,800円)や、ターミナルアダプタ(64,800円)を同梱したモデルも用意されている。価格も、別々に購入するよりも安く設定されている。
アプリケーションは「一太郎7+Lotus1-2-3」搭載モデル「Microsoft Word 95+Excel 95」搭載モデル、富士通のワープロソフト「OASYS 4.0」搭載モデルの3種が用意されている。ほかに、ホームページ作成ソフト「こざいくmini」や、「翻訳サーフィン V2.0」、家計簿、年賀状作成ソフト、CD辞書など、約50種類が標準添付されている。
【全機種共通の仕様】
【各モデルの主な仕様】
●スタンダードモデル(15モデル):11月12日~順次出荷
標準価格:268,000円~348,000円
●ハイスペックモデル(9モデル):11月12~順次出荷
標準価格:428,000円~558,000円
●スペシャルモデル(11モデル):11月15日~順次出荷
標準価格:358,000~598,000円
('96/11/6)
[Reported by seino@impress.co.jp]