【ソフト】

ソフトウェアシンセサイザなどに利用
GS対応MIDI音源「サウンドキャンバス」の全音色

マイクロソフト、MIDI音色データの
ライセンスをローランドから受ける

'96/10/17 発表

 米MicrosoftはGS規格MIDI音色データのライセンスをローランド株式会社から受け、今後提供する予定のソフトウェアシンセサイザ機能などに利用すると発表した。

 今回Microsoftがローランドからライセンス供与を受けたのは、GS規格対応MIDI音源「サウンド・キャンバス」の全音色データ。Microsoftでは年末にソフトウェアシンセサイザ機能と、音楽用DirectX API「DirectMusic」の公開を予定しており、音色データをこれらの技術に利用するという。ソフトウェアシンセサイザ機能はソフトウェアのみで高音質のMIDI音楽データを再生することが可能で、従来のようにMIDI音源などのハードウェアを必要としない技術。

 Microsoftは「ActiveMusic Control」などの提供と合わせ、これらの技術とInternet Explorerや各種アプリケーションとを融合していくという。

□米Microsoftのホームページ
(10/18現在 この件に関するニュースは掲載されていない)
http://www.microsoft.com/

□ローランド(株)のホームページ
http://www.rolandcorp.com/japan/
□ローランド(株)によるニュースリリース
http://www.rolandcorp.com/japan/news/0001ms/msgs.html

('96/10/18)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]


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