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株式会社デジキューブはセブンイレブン、ファミリーマート、サークルK、サンクスの4つのコンビニチェーン全店舗(全国で約16,000店舗)で11月15日よりゲームソフト専用什器を設置、常設販売を開始する。また、上記の4チェーンのほか、四国スパーでも12月1日より一部商品の予約受付を、12月20日より常設販売を開始する。
従来も一部のコンビニでゲームソフトの予約販売などは行われていたが、常設コーナーを設けての販売はこれが初の試みとなる。同社では、コンビニにゲームソフトを供給することで、家庭用ゲームソフト市場の約20%の売上を目指すとしている。
コンビニに設置される専用什器には約50タイトルの設置が可能で、ソフトは当面プレイステーション向けが中心になる。11月15日の発売開始時にはカプコンの「バイオハザード」、ナムコの「ナムコミュージアム」、ソニーコンピュータエンタテインメントの「アークザラッドII」など9タイトルを扱う。12月からはスクウェアの「ブシドーブレード(12月20日発売)」と「ファイナルファンタジーVII(1月31日発売)」など、コンビニ専用商品(ファイナルファンタジーは従来の流通でも一部販売する)を販売する。
また同社では、コンビニで購入する際にゲームの内容が分かるよう、専用什器の中にパーフェクTV!のチューナーおよびモニタを設置し、同社の提供するDigiCubeチャンネルのゲーム紹介が見られるようにする。
なお、ゲームソフトといえば、発売直後から値引き販売が当たり前という状況になっているが、その点について編集部で取材したところ、「コンビニでPOSシステムを利用しての販売なので、希望小売価格で販売する方針」とのことだ。また、インターネットでの情報提供についても聞いたところ、すでにドメイン名(digicube.co.jp)は取得しており、近々サーバーを立ち上げる予定だという。
('96/10/17)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]