【イベント情報】

デジカメ、DVD、フラットディスプレイの展示が目立つ

エレクトロニクスショー'96 Hotline!

Japan Electronics Show '96 Japan Electronics Show '96 Japan Electronics Show '96

 10月1日、千葉・幕張メッセにおいて35回目のエレクトロニクスショー'96が開幕した。今回のテーマは「Enjoy!マルチメディア」。

 このショーでは産業用の電子部品から民生用家電まで幅広いエレクトロニクス製品が展示される。今年は昨年の1.5倍という約630社が出展し、なんと幕張メッセの全8ホールを使用するほか、隣接した国際会議場とイベントホールまで使った広大な展示会場になっている。ゆっくり見ていては、とても1日ですべてを回ることはできない。初日の会場は一般客のいない招待日ということもあって混雑もなくスムーズに見て回ることができたが、3日からの一般公開日以降は混雑が予想される。

 さて、会場の70%を見た(7時間かけて全部回れなかった)感想だが、産業用製品などを除いた一般家電やパソコン関連の展示に絞った印象で言えば、とにかく「DVD、フラットディスプレイ、インターネット家電、デジタルカメラばかりが目立った」ということになるだろうか。家電・AVメーカーはDVDに関する製品をこぞって展示。フラットディスプレイにいたっては「ここはフラットディスプレイ展示会か?」と思わせるほどで、プラズマディスプレイでは40型以上の大型のものやパソコンに対応したものが多く、液晶ではPDAやデジタルカメラ用の小型のものなど、その数は膨大と言っていい。家電メーカーはインターネットへのアクセス機能を搭載したテレビや多機能ワイドテレなどでかなりのスペースをとっていた。デジタルカメラに関しては、心臓部品のCCDの展示が目立ったほか、今まで未発表の新たなデジタルカメラ製品が幾つか展示された。

 今回のレポートはいつものように、パソコン関連の展示に絞った報告をしていくことにする。なお、エレクトロニクスショー'96は10月1日(火)~5日(土)の5日間の日程で行われ、一般公開日は3日(木)からになる。

【デジタルカメラ関連】

【パソコン関連】

[Reported by 石橋 文健]


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