【周辺】

読み取り速度が約2倍に向上
GT-8500も1万円値下げ

　セイコーエプソン株式会社は、GTシリーズの最上位機種となる600dpiのフラットベッドカラースキャナ「GT-9500WIN/ART」を9月18日より発売する。

　本機は、GT-9000の改良型で、画質、読みとり速度とも大幅に向上しており、価格は据え置かれている。また、ユーティリティの改良、OCR対応機能の強化など操作性も向上している。

　オプションで用意される透過原稿ユニットもGT-9500専用の新型「GT95FLU」となり、ネガフィルムの読みとりができるようになった。他のオプションはGT-9000と共用。

　エプソンではGT-9500WIN/ART両機種で今後1年間に約6万台の販売を予定している。

【GT-9500の特徴】

• カラーCCDと高輝度キセノン蛍光灯を採用し、600dpiながら各色12bit4,096階調の高画質を実現
• GT-9000の約2倍の高速読みとり
• TET(Text Enhanced Technology)機能とAAS(Auto Area Segmentation)機能を搭載。OCRの読みとり性能が向上
• 読み込みソフト「EPSONScan!2」をバージョンアップ、読みとり範囲をまとめて指定できるバッチスキャン機能を追加
• OCRなど7つのアプリケーションソフトを添付。CD-ROM版マニュアル「響子のバーチャルプレゼンテーション」も添付。

　なお、GT-9500の発売に伴い「GT-8500WIN/ART」の価格が1万円引き下げられ89,800円となったほか、フラットベッドスキャナ全機種にCD-ROM版マニュアル「響子のバーチャルプレゼンテーション」が添付されるようになった。

□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/epson/japanese/whatsnew/0912/960912.htm

('96/9/13)

[Reported by seino@impress.co.jp/date@impress.co.jp]