ペン入力ですべての操作ができるシャープの電子手帳。つまりザウルスシリーズのことだ。ペンで使えるコンピュータということなのだが、コンピュータ野郎の間では「あんなものはコンピュータではない」という意見が強い。逆にザウルスユーザーに言わせれば「コンピュータはキーボードやらマウスやらタブレットやらを使うから原始的」といった見方もある。まあそういった私見的評価はともあれ、俺がいじってきたペン入力デバイスのなかでは、ザウルスシリーズの使い勝手は最高だと思える。俺が長年使い続けてきた日本能率協会謹製の紙の手帳とオサラバしたのも、何を隠そうこのペン入力の使い勝手があったからである。

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