【ソフトウェア】【Windows】

NetMeeting、Mal & Newsも日本語版が登場

マイクロソフトが「Internet Explorer 3.0β2」
の日本語版を公開

'96/7/22 公開

IE3.0Beta2(J)  マイクロソフト株式会社は22日、最新のWWWブラウザ「Internet Explorer 3.0」β2日本語版の配布を開始。同時に、ネットワーク上で音声やホワイトボードを利用した会議を実現する「NetMeeting」β2、電子メールとニュースのクライアント「Internet Mail and News 」β3の日本語版も公開した。

 Internet Explorer 3.0(以下IE3.0)β1からβ2の違いについてはJavaの対応Netscape Plug-inの対応など(参照:17日の記事)。Netscape NavigatorとNetscape用Plug-inとしてShockwaveがインストールされている環境にIE3.0β2インストールした場合、IE3.0でShockwave対応のページを表示させれば自動的にNetscape用Plug-inのShockwaveが呼び出されてデータを表示してくれる。

 NetMeetingはネットワーク上で音声通話を可能にし、さらにWordやペイントブラシなどのソフトでデータをリアルタイムに共有しながら会議を行うためのソフト。Internet Mail and Newsは電子メールとニュースのクライアントソフトで、もちろん漢字コード対応などの処理が搭載されている。また、メールの本文中にURLやメールアドレスがある場合は自動的にアンダーラインが引かれ、それをマウスでクリックすることでWWWブラウザで該当するURLのページを自動的に表示させたり、メールの送信ウィンドウを呼び出してメール送信などができる。

 いずれのソフトも英語版の配布開始が日本時間では17日だったことから、今回の日本語版の配布まではわずか1週間というスピードリリースということなる。なお、前回のIE3.0β1日本語版配布時には開始直後から配布ファイルが置かれているWWWサーバーが混雑し、ダウンロードが途中でキャンセルされるなどのトラブルも発生したが、今回からは混雑緩和のために東京インターネットのftpサーバーなどでもダウンロードできるよう配慮されている。


Internet Explorer3.0Beta2のページへ

('96/7/22)


[Reported by 石橋 文健]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp