Hewlett-Packardは10日、ハードディスクの製造を中止すると発表した。
ハードディスクの製造を担当しているディスク・メモリー事業部を廃止するもので、今後はテープドライブや光学系のCD-Rなどに力を入れていくという。同事業部では約1,600人の雇用者を抱えているが、レイオフや配転なの調整がはかられる。この事業整理には税金を含めて約1億5000万ドルの経費がかかるという。
ハードディスク市場は以前から価格競争が激しく、もともとシェアの低かった同社では収益が確保できなかった模様。
('96/7/11)
[Reported by 石橋 文健]