'96/7/2 発表会開催
標準価格:(10,000個ロット時の単価)
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インテルジャパン株式会社は、切手サイズの小型フラッシュメモリカード「ミニチュアカード」(写真左)を発表した。すでに最初の製品「Series 100」はサンプル出荷されており、8月より量産される。
このサイズのフラッシュメモリーは、デジタルカメラやボイスレコーダーの記憶媒体として普及が期待されており、すでにコンパクトフラッシュ(サンディスク)、SSFDC(東芝)などが製品化されている。
媒体として普及するためには、カメラメーカーなどが、ミニチュアカードを媒体と製品が出荷されることが前提となる。
インテルによれば、現時点では、コニカ、HPなどがミニチュアカードを採用した製品の開発意向を明らかにしている。また、ミニチュアカードのフォーラムには、コダック、ニコン、ペンタックス、リコー、ソニー、シャープ、アルプスなどのメーカーが参加している。
また、会場では、ミニチュアカードコネクタを備えたUSBキーボード(写真左)の試作機も展示された。PCへの大きな影響力を持つインテルの強みを感じさせるデモンストレーションだった。
発表会終了後に、キーボードにさわることができたが、ミニチュアカードの挿入は端子がある側を先にして斜めに挿入し、平らに固定される。固定される際は“カチッ”という音がして確実に固定されたことが伝わる。着脱はコネクタのツメ(写真右の上の黒い部分)を押しながら斜めに抜き出す。
【ミニチュアカードの特徴】
('96/7/2)
[Reported by date@impress.co.jp]