PC Watch 2000年10大ニュース結果発表
2000年のトップニュースはCPUクロックの1GHzオーバー

 22日から26日かけて募集した「10大ニュース」の投票結果を発表します。投票者総数は3,126人でした。ご投票ありがとうございました。

順位ニュース得票
11GHzを越えるクロックのCPUが初めて製品化1,717票
2モバイル向け低消費電力CPU「Crusoe」登場。大手メーカーの採用続く1,154票
3メモリ価格乱高下。最後は暴落1,150票
4CATV/ADSLなど高速常時接続回線の普及始まる1,034票
5定額制接続サービス「フレッツISDN」開始809票
6インテル、Pentium 4正式発表。P6以来5年ぶりの新アーキテクチャ756票
7S3、3dfxなどビデオチップメーカーが次々に撤退。寡占化進む687票
8初のロボット博覧会「ROBODEX2000」開催、二足歩行ロボが大ブーム659票
9Athlonが急速な値下がり、1GHz版が2万円台に640票
10フリーウェイ(ツートップ)民事再生手続きを申請。キョウデングループの傘下に581票

11位以下の集計結果

 2000年の10大ニュースは、CPUクロック周波数の1GHzオーバーが1位となった。AMDとIntelが大台への一番乗りを目指して熾烈な争いを繰り広げたことも印象に残る。2位はCrusoeの登場、3位は大きな変動が起きたメモリ相場となった。

 4位はCATV/ADSLなど高速常時接続回線の普及開始、5位はフレッツISDNのサービス開始と、常時接続環境への注目も高まっている。来年にはフレッツADSLなどの普及も予想され、いよいよ個人レベルでの常時接続環境の普及も本格化しそうだ。

 6位はPentium 4の発売。MTHのリコールなど、今年は悪いニュースの続いたIntelだが、久しぶりの新アーキテクチャCPUの登場だけあって注目度は高かった。9位には、1GHzが2万円に迫ったAthlonの急速な値下がりが入り、AMDの好調を印象づける。

 7位はS3、3dfxなどのビデオチップメーカーの相次ぐ撤退。特に3dfxの撤退には多くの注目が集まったほか、NVIDIAの急伸による、ビデオチップメーカーの再編が印象に残る年となった。

 8位は、ホンダの2足歩行ロボットASIMOなどが一般公開されたロボット博覧会「ROBODEX2000」が入った。一般公開日には多くの人が押しかけ、入場までに2時間以上の待ち時間となるなど話題をよんだ。

 10位に入ったのは、フリーウェイの民事再生手続き申請。PCパーツショップの代名詞的存在ともいえるツートップの突然の営業停止には、大きな衝撃を受けた人も多く、年間アクセスランキングでは1位になっている。


□'99年 読者が選ぶPC Watch 10大ニュースアンケート結果発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991224/best10.htm
□'98年 読者が選ぶPC Watch 10大ニュースアンケート結果発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981225/best10.htm
□'97年 読者が選ぶPC Watch 10大ニュースアンケート結果発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971222/result.htm
□関連記事
【12月26日】2000年PC Watchニュース記事 年間アクセス数ランキング
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001226/best20.htm
アキバの2000年10大ニュース」結果発表!(AKIBA PC Hotline!)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20001223/topnews.html
GAME Watch、2000年10大ニュース発表 来年はXboxに注目?(GAME Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20001227/best10.htm

(2000年12月27日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]


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