COMDEX/Fall 2000会場レポートやじうま編
G4 CubeにそっくりなPCサーバーなど

会期:11月13日~11月17日(現地時間)
会場:Las Vegas Convention Center
   Sands Expo and Convention Center



G4 CubeにそっくりなKOMODO SERVERのPCサーバー。上面にはファンを備え、CD-ROMドライブは用意されない。なお、マザーボードは通常のmicroATXを使用しているため、本物のCubeに比べるとかなり大きい印象だ。基本的にはサーバーとしての発売で、ケースのみの発売は未定だが、是非発売してもらいたいものだ

会場内には「プレイステーション2を売ります」という紙を背中につけた人が少なくとも3人歩いていた。日本と同じく品不足の状態が続く米国では、このような光景が見られる。なお、ラスベガス周辺のショッピングセンターでは複数の店舗をまわってもプレイステーション2の在庫は確認できなかった

USB接続のCDケース、といっても、あらかじめ登録しておいたCDが出てくるだけ。しかし、秀逸なのはスタックに対応しているということ。これで目的のCDが見つからなくなることももうない!? なにやらケムいと思ったらXEROXのプリンタの下に設置してあるエンジンの模型が煙りを出していた。どうやら速さをアピールしたいようだが、プリンタから煙というと「壊れる」というイメージしか浮かばない

ATI Technologiesのブースでは、マトリックスに扮したイベントを行なっていた。少なくとも雰囲気は似ていたような気がする

ブースでは集客のためにいろいろなイベントを行なっているが、もはやこうなってくると出展内容とはまったく関係なくなってしまっている こちらはオリンパスのブース。なんと天井から紐をつってのアクロバット。最初はこれをオリンパスのカメラで撮るのかと思ったが、特にそういうわけでもないようだ

これはフォースフィードバック対応ヘッドホン。低周波数に反応して内部のモーターが回転して振動するというしくみだが、振動よりモーターの回転音が気になる。最終日になったら販売するとの事でブース奥には大量の製品が用意されていた

防水キーボード第2弾。従来製品はキーを押したという感触がなく、押したのかどうかがわからなかったが、新製品ではクリック感があり、押したという事が確認できる。そのかわりに折り曲げられなくなった こちらは防水マウス。一瞬どうやって使うのかわからず、となりの来場者も机にこすりつけたりしていたが、中央の出っ張りがスティック型ポインタ、奥の出っ張りと手前の線状の出っ張りがボタンになっている こちらも防水の15インチTFT液晶ディスプレイ。価格は3,499ドル。なお、この製品はFCC(Federal Communication Commision)に通っていないため、オフィスや家庭での使用はできないとの事

DAEYANG E&Cのほ乳瓶型聴診器。これで妊娠中の胎児の音を聞いたり、話しかける事ができるという。なにもほ乳瓶の形をしてなくたっていいと思うのだが……

Las Vegas Convention Centerの前には広い駐車場があるが、今年はなにやらオレンジ色のパイロンが並んでおり、ベンツが爆走していた。今回のCOMDEXのスポンサーには、Mercedesがついており、イベントの一環として来場者にベンツを試乗させていたのだ。IT長者が集う(?)COMDEXを狙ってのみごとなマーケティングだ。時間があれば是非乗りたかった…… Linux Business Expoコーナーで見かけたペンギンの気ぐるみ。来場者に手をふったりして愛嬌を振りまいていたが、だいぶ疲れている様子だった メモリースティックパビリオンを取材中、辺りのスタッフがざわめきだしたので後ろを見るとソニー株式会社の安藤社長が視察にいらっしゃってました。この後、安藤社長はソニーブースへ向かわれたようす

□COMDEX/Fall 2000のホームページ(英文)
http://www.key3media.com/comdex/fall2000/

(2000年11月20日)

[Reported by PC Watch現地取材班]


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