左から制作者のうるま氏と、でるび氏。右端が岩井俊雄氏 |
価格:4,800円
連絡先:インフォメーションセンター
Tel.03-3475-7444
「びっくりマウス」発売と同時に発売が予定されているマウスの試作品。基本的にはPCで発売されているUSBホイールマウスと何ら変わりない。右写真はそのアップ。「びっくりマウス」に登場するキャラクタが描かれている |
このゲームは絵を描くツールではなく「絵を描く課程を楽しむ」ことを目的としたゲームソフト。“クラブマムマム”など自由に絵を掛けるステージのほか、水墨画が描ける“むあんどぅ”ステージ、ワイヤーフレームで描かれたグラフィックのようになる“テカットロン”ステージなど、多彩なステージが用意され、それぞれ独自の仕掛けが用意されている。
ツールは基本的に筆のみだが、一般のグラフィックソフトのスタンプツールのような仕組みとして、“ワザペン”が用意されている。たとえば、グリーンの絵筆で○を描くと草むらになったり、水色の絵筆で横線を描けば池が現われネッシーが登場する。これらのワザペンをうまく使いテーマに沿った絵を描くことも可能となる。描いた絵は1枚のグラフィックとしてPS2用専用メモリーカードに記録することができるほか、描画手順をビデオのように記録することも可能(3分まで)。
絵を描くことが基本だが、ゲーム的な要素を持つステージも用意されている。ジャンプ台の上に絵を描き、スイッチを押すと描いた絵が飛んでいく“ドットビーチ”ステージ、左から飛んでくる卵を、線を引くことで落とさないように左のフライパンに運ぶ“グリルウィンナー”ステージが用意されている。ゲームというには、たわいのない単純なシステムだが、それ故にやってみるとハマルものだという。
「びっくりマウス」は、ホイール付きの2ボタンマウスを使用することが前提となっている。使用できるマウスは、ボールを使用しているものでも光学式でもPC用のUSBホイールマウスであれば基本的に使える。マウスで遊ぶことが前提だが、他のソフト同様コントローラだけで遊ぶことも可能。
同社広報によれば「マウスはマイ・マウスやファースト・マウスといって、初めて使ったマウスを大切にする人がいる。自分の気に入ったマウスを使って欲しい」という。また、「SCEIの流通で扱うのはサンワサプライ製のもので価格は検討中だが2,500円程度。なるべく安くしたい」とコメントしている。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/index-s.html
□びっくりマウスのページ
http://www.bikkuri-sasemasu.com/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000221/ps2i.htm
(2000年5月31日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]