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IBM、個人向けノートの名称を「i Series」に統一
~13.3インチTFT搭載で18万円台の「1200」など~

6月2日 発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:ダイヤルIBM
     Tel.0120-04-1992


 日本アイ・ビー・エム株式会社は、個人ユーザー向けノートPC「ThinkPad i Series」を6月2日より発売する。なお、同社では「i Series」の名称を個人向けノート全機種に展開していくとしており、今回発売される「1157」は従来のThinkPad 570の、「1124」はThinkPad 240の後継機となる。これにともない本体色がメタリックカラーに統一されたが、基本仕様はそれぞれのシリーズを継承している。価格は全機種オープンプライス。


■直販18万円台の「ThinkPad i Series 1200」

1200

 「ThinkPad i Series 1200」は、13.3インチのTFT(1,024×768ドット)液晶を搭載し189,800円(IBM PC Direct価格)のA4サイズオールインワンノートPC。OSはWindows 98 Second Edition。

 CPUに、モバイルCeleron 500MHz、メモリ 64MB、HDD 12GBを搭載。CD-ROMドライブは24倍速で、ビデオチップはSMI LynxEM4+(4MB)を採用している。Type 2/3のPCカードスロット×1、IEEE-1394ポート×1を搭載する。
 ソフトウェアはDV編集ソフト「Motion DV Studio」や、「ViaVoiceプロ プレミアム」、「PostPet for Windows ver2.0jp」などをバンドル。バッテリ駆動時間は2.4時間、本体サイズは313×252×35.4~36.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.77kg。


□製品情報
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tpi12005/tpi12005a.html


■ThinkPad 570後継「1157」

1157

 「ThinkPad i Series 1157」は、13.3インチTFT(1,024×768ドット)液晶を搭載した28mm厚のA4ノートPC。従来販売していた「ThinkPad 570」の後継機となる。ウルトラベースと呼ばれるドックが付属し、CD-ROM/FDDを搭載したオールインワンノートとしても利用可能。IBM PC Direct価格は249,800円。OSはWindows 98 Second Edition。

 CPUに、モバイルCeleron 500MHz、メモリ 64MB、HDD 12GBを搭載。ビデオチップはNeoMagic MagicMedia 256AV(2.5MB)を採用し、PCカードスロットはType 2×2、またはType 3×1。バッテリ駆動時間は3時間となっている。
 ソフトウェアはスーパーオフィス2000や、Motion DV Studioなどをバンドル。本体サイズは、300×240×28mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.8kg。ウルトラベース装着時は厚さが53mm、重量が2.6kgとなる。


□製品情報
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tpi11505/tpi11505a.html


■ThinkPad 240の後継「1124」

1124

 「ThinkPad i Series 1124」は、10.4インチTFT(800×600ドット)液晶を搭載したB5ノート。IBM PC Direct価格は188,000円。従来販売していた「ThinkPad 240」の個人ユーザー向けの後継機と位置付けられている。

 CPUは、モバイルCeleron 450MHz、メモリは64MB、HDD 12GBを搭載。PCカードスロットはType 2×1。バッテリ駆動時間は2時間で本体サイズは260×202×26.6mm、重量は1.36kg。


□製品情報
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tpi11205/tpi11205a.html


□日本IBMのホームページ
http://www.jp.ibm.com/
□ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/05302

(2000年5月30日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp