香港のマザーボードベンダMegastarは、現地時間の19日Intelの未発表チップセット「Intel 815」搭載マザーボード「3SLAV」を発表した。CPUソケットはSocket 370で、Coppermineにも対応する。価格や出荷時期などが明らかにされていない。
Intel 815は“Solano”のコードネームで呼ばれている次期グラフィックス統合型チップセット。FSB 66/100/133MHzをサポートし、Intelのチップセットとしては初めてPC133 SDRAMをサポートする。また、AGP 4Xモード対応のグラフィックスコアを内蔵するほか、AGPスロットを備え、AIMMモジュールまたは外部AGPカードを利用できるのが特徴とされている。
3SLAVは、ATXフォームファクタのSocket 370マザーボード。CPUは、Pentium III 500~800MHz以上と、Celeron 266~600MHz以上のCPUに対応するという。メモリはPC100 SDRAMでDIMM 3スロットを備える(最大768MB)。拡張スロットはAGP 4Xモード対応スロット、AMR、PCI×5で4MBのディスプレイキャッシュがオプションで用意される。また、IDEインターフェイスは、Ultra ATA/66に対応する。
□Megastarのホームページ(英文)
http://megastar.kamtronic.com/
□製品情報(英文)
http://megastar.kamtronic.com/3slav.htm
(2000年5月24日)
[Reported by taira@impress.co.jp]