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ソーテック、DVDとIEEE-1394搭載の10万円PC ほか

PC STATION M260DV PCカードスロットはフタの中
5月16日 受注開始

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 株式会社ソーテックは、12倍速DVD-ROMドライブと、IEEE-1394端子を装備した「PC STATION M260DV」の受注を開始した。価格は本体のみで82,800円、15インチCRTディスプレイとの組み合わせで99,800円。

 主な仕様はIntel 810Eチップセットをベースに、Celeron 600MHz、64MBメモリ、20GB HDDなど。ミニタワー型の本体前面にPCカードスロットを備える。なお、IEEE-1394インターフェイスは、PCIスロットに装備される。付属ソフトは「ジャストホーム」、「PowerDVD 2000」、「Ulead Video Studio4」、「ノートン アンチウイルス」など。

 M260DVに、4/4/24倍速のCD-RWドライブとライティングソフトの「Adaptec Easy CD Creator」を追加し、HDDを30GBにした上位機種「PC STATION M260RW」も用意される。価格は本体のみが103,000円、17インチCRTディスプレイとの組み合わせで128,000円。

 ソーテックの大辺社長は、「PCは単なるワープロやインターネット端末を越えて、オーディオビジュアルの機能も備えはじめている。提案型の商品を発表し続け、ホームエンターテインメントPCの分野ではトップを取りたい」と述べた。また、マイクロソフトの取締役特別顧問 成毛真氏らを交えたトークショウでも「PCはいろいろなものを飲み込んで成長してきた、これからもPersonal Infotainment Deviceとして家庭に普及していく」とPCの未来の明るさを強調した。

12.1インチDSTN液晶モデル
 また、低価格のオールインワンノート「e-note」シリーズのCPUをAMD K6-2/450に変更するとともに、12.1インチ800×600ドットDSTN液晶搭載モデル「e-note645S」を追加した。従来DSTN液晶モデルは13インチのみだったが、液晶の供給が1社に限られていたため、供給元の多い12.1インチモデルを追加し、需要に応えたいとしている。なおe-noteは、約3万台を出荷し、その2倍近いバックオーダーを抱えているという。

 受注開始は5月16日。価格は、「e-note645S」が120,000円、13インチ800×600ドットDSTN液晶搭載の「e-note645H」が128,000円。 主な仕様は、ALI Aladdin Vチップセット、64MBメモリ、4.3GB HDD、24倍速CD-ROMドライブなど。サイズは315×256×38mm(幅×奥行き×高さ)、約3.1kg。ポインティングデバイスはタッチパッド。

 なお、遅れていたサポート体制強化の一環として設立が予定されているサポート専門会社の「ソーテック イーサービス」についての進行状況も報告された。すでにオフィスや社内設備の準備も進んでおり、6月1日前後の稼働を予定しているという。それに先だって、アウトソースを中心に人員の強化が行なわれ、1月時点で170名だったものを4月には305名に増員したという。これによりサポート電話が話中でつながらないということは解消されたとしており、今後はより短時間で高品質の応対をめざしたいとしている。

□ソーテックのホームページ
http://www.sotec.co.jp/
□PC STATION M260DVリリース
http://www.sotec.co.jp/News/2000/0516_m260dv.html
□PC STATION M260RWリリース
http://www.sotec.co.jp/News/2000/0516_m260rw.html
□e-noteリリース
http://www.sotec.co.jp/News/2000/0516_e-note.html
□関連記事
【2月24日】ソーテック、128,000円のA4サイズノート「e-note」など
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000224/sotec.htm

(2000年5月16日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp