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米Microsoftと司法省の調停交渉が決裂

4月1日(現地時間) 発表



 米Microsoftのリリースなどによれば、Microsoftと米司法省などの間で行なわれて来た独占禁止法訴訟をめぐる調停交渉が決裂した。

 この交渉は、昨年11月に米連邦地裁がマイクロソフトの独占の事実を認定し、判決の前に、連邦第7巡回高裁のRichard Posner長官による両者間の調停で解決するように促したことに応じて行なわれていた。Posner長官は4月1日付けで、調停交渉が暗礁に乗り上げたと発表したもの。

 Microsoftのリリースによれば、同社側からのも歩み寄りを行なったものの、司法省らは会社の分割などを要求しており、そのような譲歩は不可能だったとしている。

 交渉の決裂を受けて、今週内にも米連邦地裁の判決が下るものと見られている。

□米Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Mar00/SettlementBreakdownPR.asp
□ニュースリリース(和訳)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/040300doj.htm
□米司法省のホームページ
(4月3日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.usdoj.gov/
□関連記事
【'99年11月6日】米連邦地裁、マイクロソフトの独占を認定 (Mobile Central)
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/1999/11/06/dojvsms.htm

(2000年3月31日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]


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