Click


FinePix4700Zは240万画素機!? 富士フイルムが実解像度を公表

連絡先:お客様コミュニケーションセンター
     Tel.03-3406-2981


 富士写真フイルム株式会社は、3月1日に発売された「FinePix4700Z」のCCDの画素数が240万画素(有効画素数216万画素)であることを公開した。いままで、富士写真フイルムは、独自技術であるハニカムCCDを使用した機種についてはCCDの実解像度は公開しておらず、「ハニカム432万画素」などの形でのみ公表していた。

 今回明らかにされたのは、FinePix4700ZのFAQページ。CCDの実際の画素数のほか、ハニカム432万画素がCCDの画素数ではなく、CCDの水平・垂直画素の間隔から算出されたことも明かしている。

 また、「従来型432万画素CCDと同じ画質が得られるのですか」という問いに対して、「実効解像画素数は従来CCDの平均1.6倍(FinePix4700Zの場合約350万画素相当)」に留まることも明らかにされている。

 さらに、有効画素216万から正方格子配列を作って、432万画素相当の出力をすることも明記されている。もともとハニカムCCDはハニカム上に並んだ画素と隣り合うバーチャルピクセルを生成することは技術説明で明らかにされていた。しかし、「ハニカム432万画素」という表記が、CCD本来の画素数を表示している他社の製品と比較する際に誤解を招きやすいことから、CCDの実画素数の公開が待たれていた。

【お詫びと訂正】 当初掲載時にFAQ記事について3月2日公開といたしましたが、前週に公開済みでした。お詫びして訂正いたします。

□富士写真フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□製品情報
http://www.finepix.com/fx4700z/
□FAQページ
http://www.fujifilm.co.jp/faq/denfaq/fx4700z.html
□関連記事
【1月31日】縦型FinePixにハニカム432万画素・光学3倍ズームモデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000131/fuji1.htm
【2月2日】富士写真フイルム、「FinePix 4700Z」β機 実写画像
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000202/fp4700.htm

(2000年3月2日)

[Reported by date@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp